試合戦評。

04月03日 オリックス戦 京セラドーム
西|000 020 020 4
オ|000 000 300 3
西|H:9 E:0
オ|H:8 E:0

ここまで1点差ゲームは4戦4敗。次の1本が出ない苦戦が続いていた。

しかし、打線がつながってきたライオンズ打線は変わった。

7回裏、逆転を許し、またもや1点差敗退になるかと思われた直後の8回表、栗山、中島、ブラゼルの3者連続ヒットで一気に逆転した。

ライオンズの先発は、ここまで好投も勝ち星に恵まれていない涌井。

5回まではランナーを背負うも抜群のコントロールでピンチを切り抜けてきた。

6回1アウト2,3塁のピンチに、渡辺監督は投手交代を告げる。

これが誤算だった。前登板では完璧なピッチングを見せた小野寺だったが、勝利を意識しすぎたのかボールが高く浮く。

フォアボールでランナー満塁とすると、代打・木元に同点の2点タイムリー、さらには2アウトとしたところで、3番ラロッカに痛恨の押し出しデッドボールを与えてしまった。

涌井の勝利が消えてしまった。

しかし、ライオンズ打線はここで諦めなかった。

8回表栗山が痛烈なフェンスに当たる2ベースを放つと、続く中島もライトオーバーの同点打を放つ。

そして脅威の4番ブラゼルがレフトオーバーの逆転タイムリー2ベースを放った。

その後は、岡本、グラマンという勝利リレーでこのカード勝ち越し。
勝率5割となった。

明日は前橋での激戦が待っている。