試合戦評。

04月10日 ロッテ戦 西武ドーム
ロ|002 000 003 5
西|520 600 20X 15
ロ|H:8 E:0
西|H:17 E:0

涌井に勝利をプレゼントしたい。その気持ちが一つになった。

先発涌井は「ここ2試合は初回に点を取られていたので、最初を抑えたかった」と初回を3人で抑える。

その涌井の好投に応えるように打線が爆発!

栗山から5者連続ヒット、初回6安打5得点の猛攻で涌井に嬉しい大量点をプレゼントした。

「前の3試合に比べて調子が悪かった」という涌井は、コントロールを低めに集めることを意識したピッチングを繰り広げる。

3回には2点を失うが、3番西岡、4番里崎を連続三振に打ち取り、大量失点は許さなかった。

悪いなりにも4,5回を3者凡退に打ち取った涌井に応えるように再び打線が爆発!

4回裏、先頭の赤田がセンターオーバーの2ベースで出塁すると、続く片岡もライト前に運ぶ。栗山が犠牲フライで8点目。

中島は猛打賞となる3安打目を放ち9点目。
2アウト満塁のチャンスでは、細川が走者一掃のライトオーバー2ベースヒットでこの回6得点の大量得点となった。

球数100球となった涌井は、次戦が中5日になる考慮からも6回被安打3、8奪三振、失点2であとのピッチャーに勝利を託す。

2番手小野寺は7回を無失点に抑えるが、今季初登板の谷中は9回に3者連続のソロホームランを浴びてしまう。

しかし、今日のライオンズは今シーズンリーグトップの15得点、17安打。
3本塁打は追撃にもならなかった。

苦しみながら、4試合目で手にした今季初勝利。
ソフトバンクとの対戦の前に、チームもファンもホッとする勝利となった。

明日は帆足が地元福岡で今季2勝目を目指す。