試合戦評。

04月12日 ソフトバンク戦 ヤフードーム
西|300 002 000 5
ソ|002 021 30X 8
西|H:9 E:3
ソ|H:8 E:1

ホームラン3本、9安打5得点もシーソーゲームの末敗戦となった。

ライオンズは初回、栗山がセンター前ヒットで出塁すると、続く中島が大場から2本目となる第3号2ランを放ち先制する。
続くブラゼルの当たりも打った瞬間に入ったと分かる第8号ソロホームランでこの回3得点をあげた。

先発石井一は1,2回を3者凡退に抑え、今日も石井一のペースで試合を進めていくかに思えた。

しかし、3回ショート中島のエラーから、この試合は流れを変えてしまう。

田上、井手と連続安打で1点を許すと、細川はパスボールでランナーは2,3塁。
2番仲澤に犠牲フライを決められこの回1点差に追いつかれた。

5回には田上にライトオーバーの3ベースヒットを浴びると、井手の犠牲フライで同点。

デッドボールで出塁した川崎に盗塁を許し、多村のレフト前タイムリーで逆転されてしまう。

逆転された直後の6回表、先頭打者の中村がセンターオーバーの3ベースを放ち、大場のワイルドピッチの間にホームイン。続く細川が大場から2本目となるホームランでライオンズ逆転!
流れを引き寄せたかに思えた。

しかし、今日はまたもや守備の乱れが出てしまう。

6回裏、フォアボールで出塁した小久保を柴原が送り、1アウト2塁。
ここで三盗を仕掛けた小久保の走塁に焦った細川がサードへの送球を暴投。
簡単に追いつかれてしまう。

さらには7回多村のピッチャーゴロを二塁カバーに入った片岡が落球。
2アウト1,2塁となったところで代わった岡本真の放った2球目ストレートはレフトスタンドに運ばれて万事休す・・・。

3つのエラーがすべて失点につながってしまい敗戦。
3つとも防げたミスだっただけに、今日の敗戦を選手たちは十分に反省し、明日のゲームに臨まなければならない。