試合戦評。

04月22日 ロッテ戦 千葉マリン
西|001 000 000 1
ロ|100 011 41X 8

西|H:13 E:2
ロ|H:12 E:0

ヒット数はライオンズが13本、ロッテが12本。

しかし、攻守ともに狂った歯車は最後までかみ合わなかった。


先発石井一久は初回、先頭・西岡にデッドボールを与えてしまう。

3番福浦はキレのあるスライダーで空振り三振を奪うも、4番里崎にライト前のタイムリーヒット。先制点を与えてしまう。


2回以降は細川と息の合った投球を繰り広げ、2回と4回は3人で抑えた。

しかし、5回大塚に3年ぶりというソロ本塁打を浴びたところから、ライオンズは流れを取り戻していけなかった。

6回には片岡のタイムリーエラーでロッテ3点目。

石井一久は内容は悪くなかったものの6回を投げ3失点で降板となった。

2番手小野寺は、ここ数試合でのキレのあるピッチングを見せられない。
球速も約5キロ減。先頭の大塚にセンター前に運ばれると、早川にもライト前へののヒット。

福浦の当たりは簡単なセカンドゴロだったが、ランナー早川が誘い出す間に追加点を許しダブルプレーをとることもできない。

流れはロッテ。
里崎にはストレートのフォアボールを与え、続く大松にはセンター前タイムリーを許す。

さらにはオーティズの当たりをサード中村が落球してしまい、その間に追加点。

7回は守備の乱れもつかれ4点を失ってしまった。


ライオンズ打線はチャンスは作るものの、3度のダブルプレーなどあと1本を出すことなできない。

13安打も得点は3回のレフトオーバータイムリー2ベースによる1点のみ。

勢いに乗れないまま試合を終えてしまった。

しかし、完敗となってしまった中で、中島が光るプレーを見せた。


初回は内角のストレートにも、脇を締めてセンター前に運ぶ技ありのヒット。
3回にもど真ん中のストレートを見逃さずタイムリー2ベースを放った。

守備でも冷静なプレーを見せた。3回裏、1塁早川、3塁西岡がダブルスチールを試みるも中島の好判断で西岡をホームアウト!

今年は、初回でのヒットが増え、攻撃の波を作る役割を果たしている中島。
バランスよくヒットも重ね続けている。


明日はエース涌井。
気持ちを入れ替えて、明日は攻守がかみ合った試合展開を見せてほしい。