試合戦評。

04月29日 ソフトバンク西武ドーム
ソ|003 310 000 003 10
西|011 005 000 000 7

ソ|H:17 E:0
西|H:14 E:0

今季最長5時間19分に及ぶ延長試合になった。

ライオンズ打線は2回、G.G.佐藤が第6号ソロで1点目を叩き込む。
3回にもG.G.佐藤がタイムリー2ベースで2点目。

先発キニーの6失点などで5回終了の時点で7-2と試合はこのまま進むかと思われたが、ここから追いつくのが今のライオンズ。

6回裏、ボカチカ、片岡の連続ヒットなどで満塁のチャンスを作ると、3番中島。
初球を振り込んだ打球はそのままライトスタンドに飛び込むグランドスラム!

そして一気に1点差まで追い上げ続く4番ブラゼル

打った瞬間入ったと分かる11号ソロアーチでライオンズはこの回5得点、一気に同点に追いついた。

7対7のまま両者譲らず延長戦に突入。

ライオンズはベンチ入り投手を全員使う総力戦となったが、7番手三井は本来の投球を見せられなかった。

延長12回、7番手三井が柴原にレフト前ヒットを浴びると松田には決勝点となる左中間を越えるタイムリー3ベース。

長谷川、的山と抑えるも小斉、川崎、本間と3者連続ヒットを許しこの回3失点。

「ストライクをとれるボールがなかった」と潮崎投手コーチも残念がる登板内容で、延長戦を決められた。

ライオンズ打線は22年ぶりとなる4試合連続3ホーマーと今日も打線爆発となったが、最後の最後に再度追いつくことはできなかった。