試合戦評。

05月06日 日本ハム西武ドーム
日|000 100 000 1
西|100 000 002X 3

日|H:4 E:2
西|H:7 E:0

首位攻防戦第2戦。

ライオンズ先発は石井一。
「いつも野手に助けてもらっているから今日は僕が頑張る番」と臨んだ一戦だった。

前試合から良くなってきたというストレートをいつもより多く放り、変化球がワンバウンドするなど制球が定まらない中でも緩急をつけて今季初の完投。
不運なヒットも含めて被安打4、失点1と好投した。

ライオンズ打線は初物にダースに5回まで苦しめられる。
初回、相手のミスをつき1点を先制するが、2回以降はランナーを出すものの後が続かない。
見送ればボールとなる球に手を出してしまい、打ち取られた。

2番手建山、宮西からも抑えられこのまま延長に突入するかと思われた9回2アウト。

1日のサヨナラ勝利の際に「僕たちは9回2アウトからでもNever give up!」と話していたボカチカが振り抜いた打球はセンターバックスクリーンに飛び込む値千金のサヨナラホームラン!!

嬉しさからか、1塁を回るときには軽くスキップしながらゆっくりとホームに還り、ホームでは肩を組んだナインから出迎えられた。

明日のゴールデンウィーク9連戦の最終戦は、日本を代表する涌井とダルビッシュの今季2度目の戦い。

明日の大一番に今後につながる価値ある勝利をおさめたい。