試合戦評。

5月15日 ソフトバンク戦 ヤフードーム
西|003 001 510 10
ソ|010 200 000 3

西|H:11 E:1
ソ|H:4 E:1

西口が今季6度目の先発で、今季初勝利をあげた。

2桁11安打、0得点という大量援護にも助けられて今季最長の7回を被安打4、3失点に抑える快投。

「自分のピッチングをすること」だけを考えて、粘りの投球を続けた。

まだ本来の踊るようなピッチングフォームとまではいかないが、今日の西口はマウンド上で小さくも鼓舞していた。

先制は許すも、3回細川がセンターオーバーの2塁打で得点圏のチャンスを作ると、片岡のショート内野安打の間に生還ですぐに同点に追いつく。
さらに、栗山、中島の2者連続2塁打などで2点を追加する。

4回にはライオンズ戦でプロ初本塁打を打った長谷川がプロ2本目の2ランを打って同点に追いつかれるも、その直後の5回中村が骨折も気にさせない第9号ソロ本塁打で勝ち越し。


7回には細川が第7号の本塁打で5点目をあげると、片岡のセンターヒットを長谷川が後逸し、その間にフォアボールで出塁していたボカチカが生還。

さらには代打・平尾が今季初タイムリーや中島のタイムリーなどでこの回5点をあげ、9−3と一気にホークスを突き放す。

8回には、ボカチカの2試合連続第10号アーチで2桁得点10点目。

今季2度目の4試合連続2桁安打、2試合連続の2桁10得点の快勝で今カードを勝ち越し。
これで6カード連続カード勝ち越しを決めた。

貯金は14。首位を快走する西武列車は止まらない。

明日は岸が地元仙台で今季5勝目をかけてマウンドにあがる。