試合戦評。

5月24日 巨人戦 西武ドーム
巨|100 001 000 2
西|100 210 00X 4

巨|H:9 E:0
西|H:8 E:2

今日も一発攻勢でライオンズがジャイアンツに粘り勝ちした。

先発帆足は、初回先頭の亀井にレフトオーバーの2ベースを浴びると、3番小笠原の犠牲フライで7試合連続となる初回の先制点を許す。


しかしその裏、センター前ヒットで出塁した片岡が今季21個目の盗塁をすぐさま決めると、ブラゼルの犠牲フライで同点に追いつく。

4回にはG.G.佐藤が3試合連続のレフトスタンド中段に飛び込む第15号アーチで逆転!
続く石井義人もレフトスタンドに第1号アーチを叩き込み、この回2点をあげる。

さらには絶好調の中島も2試合連続となる第12号ソロホームランをレフトスタンドに放ち4点目を挙げる。


野手の援護に助けられた帆足は、ボールが高めだったと反省しながらも2回以降を4イニングス無失点に抑える。
6回にはボカチカのエラーで1点を許すも、7回1/3を投げ、2四死球自責点1の好投を見せた。

8回ランナーを2塁に置いたところでリリーフした岡本真も3人の打者をフライに打ち取る好リリーフ。
最後はグラマンが抑え、昨年のセ・リーグ覇者相手に2連勝した。


帆足が5勝目をあげ、岸、涌井、帆足、石井一とライオンズは先発4人が5勝で並ぶ形に。「気が抜けない良い刺激になっています」と帆足が話すように、チーム内で勝ち星稼ぎを楽しんでいる。


明日からは、セ・リーグ首位阪神との甲子園2連戦。
ホームの阪神がこれまで新井の1本のみと今季ホームラン数の減った甲子園で、ライオンズにホームランが出るのかも楽しみ。