試合戦評。

5月25日 阪神戦 甲子園
西|000 001 000 1
神|000 000 50X 5

西|H:6 E:0
神|H:10 E:1


初回、ライオンズは中島がセンター前ヒットを放つとセンターの赤星が足を滑らせ、中島は2塁へ進む。
続くブラゼルのサードゴロを関本も打球処理にもたつき内野安打に。

G.G.佐藤がフォアボールで満塁のチャンスを作るも、続く中村がフライを打ち上げてしまい無得点で終わる。


その裏、先頭の赤星がレフト前ヒットで出塁すると、平野が送りバントを決め得点圏にランナーを進める。
しかし、4番金本、5番桧山を打ち取り無失点に抑える。

両チーム初回のチャンスをものにできないまま、2回以降は両投手粘りの投手戦となった。


6回ライオンズ打線は、中島がセンターへのヒットを放つと、またもや赤星が足を滑らせ2塁打に。

そして今最も勝負強い5番G.G.佐藤がレフト線いっぱいにタイムリーを放ちライオンズは先制する。


しかし、7回表タイガースの投手が久保田に代わると3者凡退に打ち取られ、流れが傾きかける。

7回裏、ライオンズの投手は3番手の小野寺へ。同級生久保田の好投に負けじと奮起したかった小野寺だが、先頭の鳥谷にセンター前ヒットを浴びると、代打の葛城がセンターオーバーのタイムリー2ベースを放ち同点に追いつかれる。

さらには、1番赤星のセンター前ヒットでタイガースは逆転。3番新井、4番金本にもタイムリーを浴びるなど、この回一挙に5失点を喫する。

セ・パ両リーグの頂上決戦第1ラウンドは、タイガースの勝負強さに逆転負け。
06年6月11日から甲子園では4連敗。G.G.佐藤が打点を挙げた試合の連勝も11で止ま
ってしまった。