試合戦評。

6月1日 中日戦 西武ドーム
中|000 001 110 3
西|000 550 00X 10

中|H:10 E:1
西|H:10 E:2

今季8度目の2桁、10得点を挙げ連敗を2でストップした。3年越しの対中日戦の連敗も8でストップ。

帆足は、初回ウッズにフォアボール、和田にはサード内野安打を許し、いきなりピンチを迎える。
しかし、中村紀をストレートで空振り三振に仕留め無失点で切り抜ける。

無失点で切り抜けたことにより波に乗った帆足は、2回から5回までランナーを出しながらも打たせてとる投球で中日打線に隙を与えない。

6回、レフト前ヒットで出塁した中村紀が英智のタイムリーで1点返されるも、6回を投げ被安打5、1失点の好投。
「慎重になりすぎた」と球数が多くなり6回での降板となるも、開幕から負けなしの6連勝をあげた。


ライオンズ打線は久しぶりに爆発。

3回まで中日先発・中田を打ちあぐねていたライオンズは、4回裏攻撃前、大久保コーチのもと円陣を組む。
栗山、中島がフォアボールで出塁すると打撃不振に悩むブラゼルがライト前にヒットを放ち満塁のチャンスを作る。

G.G.佐藤はライトフライに倒れるも、6番中村がレフト前タイムリーヒットで先制!

さらには、細川が「1,2の3で振りました」というレフトスタンド中段への3ランホームランを放ち、突き放しにかかる。


5回には2番手川井から栗山がフォアボール、中島が左中間への2ベースを放つと、ブラゼルのタイムリーで追加点。

さらには、細川のこの日5打点目となる2点タイムリーなどでこの回5得点をあげる。


6回以降は中日の後続にノーヒットに抑えられるも、10得点をあげていたライオンズは楽々勝利。

帆足は、02年の松坂以来となる開幕6連勝。
防御率ダルビッシュにわずか0.035およばず2位のままだが、チームではもちろん群を抜いてトップの成績となった。