試合戦評。

7月18日 ロッテ戦 千葉マリン
西|060 000 101 8
ロ|200 002 020 6

西|H:13 E:0
ロ|H:11 E:2

ライオンズ先発は帆足。
立ち上がりに不安のある帆足は1回裏、西岡にレフト前安打を許すとすぐさま盗塁を決められランナー2塁。サブローのレフト前適時打で先制点を許してしまう。さらにランナー2塁としたところで大松にセンターフェンス直撃の2塁打を許しこの回2点を失い0−2となった。

3連敗中なこともあり、嫌なムードでのスタートになったが2回大逆転が待っていた。

先頭のG.G.佐藤が四球、中村が右中間へのポテンヒットで1,2塁のチャンスを作ると、石井義が一塁線へのゴロもピッチャー・唐川のカバーが遅れてセーフに。その間にG.G.佐藤が還りまずは1点を返す。

続く後藤が「うまく体が反応した」という外角カーブを振り抜いた打球はセンターバックスクリーンへ!3号の3ラン本塁打で一気に逆転した!

さらに今季初スタメンの野田がレフト前の今季初安打を放つと、片岡の犠打をピッチャー・唐川が悪送球し、さらにチャンスが広がる。続く栗山がきちんと送り、4番ブラゼルがライト前への2点タイムリー安打で追加点。この回打者一巡の猛攻で6点をあげ6−2と逆転した。

3回は追加点をあげられなかったものの、後藤がレフトへの二塁打を放ち、唐川を攻略したことを見せつけ、唐川は自己最短タイ、自己最多タイとなる3回6失点で降板した。

味方の援護に帆足も2回以降は持ち味の低めに集めて打たせる投球で2、4、5回を三者凡退に仕留め勝ち投手の権利を得た。

しかし、6回里崎に2ラン本塁打を浴び、竹原、今江に連続四球を与えたところで残念ながら降板。
5回2/3を投げ被安打6、4失点、8個のゴロでアウトを取るという内容だった。

ここからはシーソーゲームとなった。
2点差に迫られた7回右中間への二塁打で出塁した中島がバッテリーの意表をつく三盗を仕掛ける!
スタートは少し早くなったが、慌てたピッチャー・松本が3塁に悪送球し、その間に中島は一気に生還!貴重な追加点をあげ7−4とした。

しかし、8回裏3番手の岡本真がまさかの4連打を浴びその差1点。7−6まで追い上げられてしまう。

ここで渡辺監督は16日にまさかの9回同点打を許したグラマンを投入。
グラマンは気合いっぱいの投球で、2番サブローを三振、3番福浦をショートゴロに打ち取った。

9回は先頭の片岡がサード強襲の二塁打でチャンスを作ると、中島のライト前適時打で貴重な追加点。

最後はグラマンがきっちりと前回の雪辱を果たし打者4人で抑えゲームセット!18セーブ目をあげた。

パ・リーグのチームから黒星のないマリーンズのルーキー・唐川だったが、一度やられたピッチャーはきっちりと研究し尽くすライオンズ打線。
前回5/3のお返しとばかりにリーグ初の黒星を与えた。

帆足は対ロッテ戦3戦3勝でチームトップの今季9勝目。
3連敗のあとにみんなでつないで得た勝利となった。



ん〜、流石帆足だw
オールスター前に後1回は登板あるだろうし…チーム内10勝一番乗りして弾みを付けて欲しいなぁ(*´∀`)ノ