乗流。

昨日の敗戦を引き擦る事無く勝っていきたい日本は先発に涌井を送る。
涌井は序盤から相手のラッキーな当たりもあって、3回まで毎回ピンチを背負うも要所を締め0点に抑える。
しかし4回、台湾の猛攻の前に遂に先制点を許してしまう。
この嫌な流れを断ち切ったのは女房役の阿部。昨日ヒットで終わり、そのいいイメージのまま変化球を巧く引っ張った打球はライナーでライトスタンドへ。
先制された直後に追い付いた日本は、続く6回に青木が得点圏に進むと稲葉がセンター前に打ち返して勝ち越し。
その後は拮抗した展開。涌井は5回6回を好守にも助けられ、後続に託す。
そして7回は岩瀬、8回は藤川とセ・リーグを代表するストッパーが無失点で繋ぎ、向かえた9回。
今大会初ヒットの村田と、5回に同点弾を放った阿倍の連打、G.G.佐藤死球で代表初出塁で満塁のチャンスで向かえるはなかじ。今日の第1打席で代表初ヒットを放って肩の力が抜けたのか、今シーズン現在首位打者の実力を見せ付ける技ありの1・2塁間を抜ける2点タイムリー。
更に2点を追加し、その裏。マウンドに上がったのは上原。国際大会負けなしとは言え、今シーズンの成績は思わしくなくどうなるかと思ったけど…3人できっちり締め今大会初勝利。
明日もこの調子で勝ちを治めたい。