試合戦評。

8月18日 オリックス西武ドーム
オ|010 011 022 7
西|000 011 200 4

オ|H:10 E:0
西|H:13 E:0

ライオンズ先発はキニー。初回から直球で坂口、一輝を2者連続三振に仕留め三者凡退に好スタートを切る。
しかし、2回北川、日高に連続2塁打を許し先制点を許した。それでも今日は「調子が良かった」というキニーは後続の後藤、濱中を連続三振に切る。

3回は小瀬を外角いっぱいのストレートで見逃し三振に仕留めると、三者凡退!4回もローズからストレートで空振り三振を奪うなど2イニングス連続の三者凡退に仕留めた。

5回は日高、後藤を仕留め3イニングス連続といきたいところだったが、濱中、小瀬に連続二塁打を浴び追加点を許す。

しかしその裏、今日母校・大阪桐蔭が優勝を決め波に乗る中村が真ん中高めのカーブを捕らえると打球はそのままセンターバックスクリーンへ!第31号ソロ本塁打で1点を返した。

6回表、キニーはカブレラにライト線いっぱいの二塁打を浴びると、ローズへの初球を暴投。ノーアウト3塁となったところでローズにライト右へのタイムリ二塁打を許し3対1とリードを広げられる。

しかし、その後キニーはまたも後藤、濱中を2者連続三振。三振とヒットが交互となるような投球が続いた。

キニーの我慢の投球に6回裏、後藤が右中間への二塁打で出塁すると、中村が猛打賞となる右中間タイムリ二塁打で1点を返し3対2とした。

7回表キニーは小瀬に四球を与えると坂口が送り、代打は清原。41歳の誕生日を古巣・西武ドームで迎えた。清原は8球粘り四球。ドームは両スタンドから拍手が沸いた。

キニーは次のカブレラを外角低めのスライダーで空振り三振に仕留めたところで降板。
6回2/3を投げ、被安打8、11奪三振、3失点と内容は良かった。
続くローズを星野が空振り三振で仕留め、7回は無失点で切り抜けた。

すると、7回裏細川がレフト前安打で出塁、代走・佐藤を赤田が送りバッターは片岡。右中間を破るタイムリ三塁打で1点を返す。さらには栗山がレフトへの犠飛を決め4対3とついに逆転した。

しかし、8回表3番手岡本真が日高に右中間への二塁打を浴びると濱中のゴロ間に同点、さらには代わった小野寺の暴投で決勝点を許してしまう。
9回表にはカブレラの2ランでダメ押し。

粘り合戦となった試合は、3連敗を阻止しようとしたバファローズが上回った結果となった。

明日から気持ちを入れ替えてホークスとの3連戦に臨む。