試合戦評。

9月6日 オリックス戦 京セラドーム
西|020 012 200 7
オ|000 000 001 1

西|H:16 E:0
オ|H:6 E:1

ライオンズ先発は岸。初回から丁寧な投球でバファローズ打線を3者凡退に抑える。

2回はローズ、後藤に安打を許すも日高の当たりがセカンド正面のライナーとなり、3塁に走っていたローズは戻れずタッチアウト。無失点に切り抜けた。

3回は昨日猛打賞だった大引から始まる攻撃だったが、今日はいつもより打たせて取る投球を心がけ、またも3者凡退に抑えた。
5回も3者連続ゴロアウトに打ち取る3者凡退!さすが、8月の月間MVPを獲っただけのことはある内容を見せた。

7回も後藤、日高を連続三振に打ち取り、3者凡退。

前回171球を投げ中5日での登板だった疲労感も感じさせず、ランナーを3塁に進めることなく7回を投げきった岸は、100球、被安打4、3奪三振、無失点でマウンドを後続に託した。

一方、昨日は2桁安打を放ちながらも2位浮上で勢いに乗るバファローズ打線に力負けしたライオンズ打線だったが、今日は勝ち気が勝っていた。

2回表、中村がレフト前安打で出塁すると、佐藤の当たりをショート・大引がファンブルし、ランナー1,2塁のチャンスをもらう。
すると細川がレフト前適時打を放ちライオンズが先制!さらに赤田がセンター前適時打でこの回2点をあげる。

5回表は中村が真ん中高めのストレートをレフトスタンド上段に放つ!本塁打王争いをするローズの前で両リーグ通じてトップとなる第36号本塁打を放った。

6回表には、細川がレフト前安打、赤田が粘って四球を選び得点圏のチャンスを作ると、片岡が手堅く送りバントを決めランナー2,3塁。このチャンスに栗山がライト前適時打!続く中島もライト前適時打を放ち、2点を追加。5対0とした。

7回表には中村が四球で出塁すると、佐藤がセンターオーバーの適時二塁打を放ち、中村の激走で追加点。赤田はレフト前適時打を放ち、5回から3イニングス連続得点で7対0と突き放した。

9回裏3番手の大沼がカブレラに第33号ソロ本塁打を浴び零封勝利はなくなるも、昨日の雪辱を果たし、7対1の快勝。

岸は18イニング連続無失点で5連勝。対バファローズも今季負けなし4連勝で、ルーキーだった昨年に並ぶ11勝目をあげた。

打線は栗山、中島、赤田、細川が3安打猛打賞の大活躍!2桁16安打、7得点のつなぐ野球で首位の力を見せつけた。

明日も京セラドームでの対オリックス戦。勝利のバトンを受け、今カード勝ち越しとしたい。