試合戦評。

9月18日 ロッテ戦 西武ドーム
ロ|002 011 020 6
西|000 000 030 3

ロ|H:11 E:1
西|H:6 E:1

ライオンズ先発は涌井。初回オーティズにライト前安打に仕留めるもショート併殺打に打ち取り、3人で仕留める。2回はズレータに四球を与えるも大松、ベニーを連続空振り三振に仕留めるなど無失点に抑えた。

しかし、3回涌井は塀内に四球を与えると、続く西岡にライト前安打を浴びランナー1,2塁に。3番橋本がライトフェンス直撃の2点適時二塁打を浴び先制点を許した、
5回には、西岡にライト越えソロ本塁打を浴び、追加点を許す。

6回は橋本にセンター前安打を許すと、5番大松にレフト前適時打を浴び、4点目を許してしまった。

涌井は6回で降板。113球と投球数も多く被安打6、奪三振4、失点4。「今日は全部悪かった。」と試合後涌井は自己反省をするように話した。

打線はマリーンズ先発・清水直の前に苦戦を強いられる。
2回裏、松坂が2アウトから左中間への3塁打で出塁するも細川がセンター飛に倒れ得点できず。
3回には2アウトから栗山がレフト二塁打を放つも、続く中島がセカンドゴロに倒れた。

4回以降は3イニング連続ヒットが出ず。清水直との今季初対戦の時のように苦しめられた。
7回裏には先頭の石井義が右中間への二塁打で出塁し、松坂のサードゴロ間に3塁まで進むも得点をあげることができず。7回まで0が並んだ。

しかし、清水直に苦戦する中でいつもと変わらぬスイングを見せたのが中村。
8回裏、片岡がライト前安打、中島がショート前内野安打でチャンスを作ると、初球外角低めのカットボールを振り抜いた打球はセンターバックスクリーン左へ!!2試合連続の第42号3ランで3点を返した。

しかし、反撃はこの回のみ。最終回は守護神・荻野に3者凡退に抑えられゲームセット。

涌井がまたも敗戦数が勝利数を上回る今季2桁10敗目を喫した。
チームの連勝は3で止まり、オリックスが勝利したためマジックは5のまま。

最短優勝は22日となり、福岡での優勝はなくなった。

今日の敗戦は涌井の2桁敗戦など悔しい敗戦となったが、西武ドームでファンとともに胴上げができると気持ちを切り替えたい。

ライオンズは台風の心配があるが、福岡での2連戦に臨む。今季9勝10敗と負け越している対ソフトバンクから2連勝をあげたい。