試合戦評。

9月22日 楽天西武ドーム
楽|010 002 201 6
西|010 000 000 1

楽|H:12 E:0
西|H:6 E:1

優勝マジックで臨んだ楽天22回戦。
ライオンズ先発は優勝経験もある石井一。初回3者連続三振に仕留める最高の立ち上がりを見せる。
しかし、2回表4番・セギノールにライトソロ本塁打を浴び、先制点を許してしまう。

その直後の2回裏、中村がライト前安打で出塁すると、暴投の間に中村は2塁へ。6番でスタメン出場したブラゼルがセンター前安打を放ち、すぐさま同点に追いつく。

しかし、楽天先発・岩隈が3回以降立ち直った投球を見せ、3回から5回は3イニングス連続の3者凡退に打ち取られた。

監督やヘッドコーチが試合後振り返ったように、6回は試合のキーとなった。

6回表、フェルナンデスのファーストフライをファースト・ブラゼルがまさかの落球。そこから石井一は主軸に3連打を浴びてしまい、高須のセンター前適時打、中島のショートゴロで2点を失う。

その裏は片岡、栗山が連打で出塁するも石井義が空振り三振に倒れ、エンドランで飛び出していた栗山が2塁でタッチアウト。好機を逃してしまう。

それ以降は7回中村のレフト前安打のみ。岩隈には7回を投げ1失点。リリーフ陣3人にはノーヒットに抑えられた。

今日はライオンズリリーフ陣もつなぎの投球ができず、岡本真が7回に登板し2失点、岡本篤が9回に登板し1失点。結果6対1。6安打1得点に抑えられる敗戦となってしまった。

西武は連勝2で止まり、優勝マジックは2のまま。明日は14時からデーゲームで対楽天23回戦。先発はルーキーの平野だ。