試合戦評。

10月21日 日本ハム西武ドーム
日|000 000 301 4
西|412 000 11X 9

日|H:7 E:0
西|H:15 E:1

J SPORTS クライマックス パ 第2ステージ第4戦。

ライオンズ打線は初回から積極的な攻撃を見せる。
先頭・片岡がライト前安打で出塁すると、すかさず2塁への盗塁を決める。ここでさっそく栗山が送りランナー3塁!3番・中島がきっちりとライト前適時打を決め先制点を奪った。

さらにプロ初出場戦以来という4番を任された中村が詰まりながらもセンター前安打を放ちランナー1,2塁とすると、5番・石井義がセンター越えの2点適時二塁打を放ち3対0と追加点をあげる。
さらには7番・大島がレフト前適時打を放ちこの回4点目!初回に大きな4得点を奪った。

2回には、9番・赤田から3連打!栗山のセンター前適時打で5対0と1点を追加。おとといはつながらなかった1,2番が見事につながった。

3回には石井義がレフト前安打で出塁すると、8番・細川が外角のストレートを振り抜きレフトスタンドへ!!プレーオフクライマックスシリーズを通じて2本目の2ランで毎回得点!7対0と序盤に大きく突き放した。

ファイターズ先発・スウィーニーは早くも降板。3回2桁10安打で7得点を奪った。

5回は後藤がライト前安打で出塁!ライオンズは04年のプレーオフ、07年のCS導入後初となる先発全員安打を達成した。


一方ライオンズ先発は石井一。初回は2つの四球を出し得点圏のランナーを背負うも、4番・高橋、5番・スレッジを連続三振に仕留め無失点に切り抜ける。

2回は7番・ボッツにチーム初安打を浴びるも後続をきっちりと抑えた。

味方に大量リードをもらった石井一は3回以降、これぞベテラン・石井一という投球を見せる。

3回は21球と球数は多めになるも、1番から始まる好打順を3者凡退!
そして4回は、4番・高橋を外角低めのフォークで空振り三振、5番・スレッジを内角低めいっぱいのストレートで見逃し三振、6番・小谷野を真ん中低めのスライダーで空振り三振と3者連続三振を奪った!

5回は7番・ボッツから空振り三振を奪い、これで4者連続三振!8,9番も仕留め3イニングス連続の3者凡退!5回まで被安打1、8奪三振、無失点の好投で勝ち投手の権利を得た。

6回には、2アウト1,2塁のピンチを背負うも5番・スレッジを空振り三振に仕留め2桁10奪三振!!今季最多8奪三振を越える投球を見せてくれた。

しかし7回、7番・ボッツにセンター前安打を浴びると、金子誠に四球を与えランナー1,2塁。1番・森本にセンター前適時打、さらにはその打球をセンター・赤田が後逸してしまい2点を返される。
さらには2番・鶴岡がレフト前適時打を決め3点目。7対3と4点差に迫られた。

石井一は7回136球、被安打5、13奪三振、3失点、自責点1で降板。大一番で試合をしっかりと作った。

8回表には今日誕生日の岡本真がクリーンアップを打たせて取る投球で3者凡退。投打の流れをしっかりつないだ。

その裏には、タイムリーエラーの名誉挽回に「狙ってました」と赤田がレフト越えソロ本塁打を決め、9対3とダメ押し追加点!赤田は3安打猛打賞で、今クライマックスシリーズを8打数5安打の大活躍とした。

最終回は守護神・グラマンが登板。先頭のボッツにレフトソロ本塁打を浴び1点を返されるもファイターズの追撃はここまで。

ライオンズはクライマックスシリーズ初の先発全員安打!最多タイとなる15安打9得点で快勝!西武ドームでの連敗も8で止めた。

お立ち台には見事試合を作り勝利投手となった石井一と、クライマックス12打数7安打で3安打猛打賞2打点の活躍をした石井義。
ダブル石井で、明日の勝利宣言!3勝2敗で日本シリーズ出場に王手をかけた。

明日は初戦勝利を飾ったエース・涌井が先発。今季悔しい思いをした分も含めて勝利投手となる!


いやぁ…点ははずれたけど兎に角勝って良かった良かった(゚∀゚*)
ヒーローインタビューが終わって記者の写真撮影の時。石井一久石井義人がそれぞれVサインを出してて、気付くと二人の中指がくっついてて…


ん?


W(ダブルユー)!?w

『W石井』ってのを表現したんだろうけど…ヒサブリに見たな、あのポーズ(ノ∀`)