試合戦評。

11月1日 巨人戦 東京ドーム
西|000 011 000 2
巨|000 100 000 1

西|H:6 E:1
巨|H:2 E:0

26年ぶりのBクラスからの大躍進で、ライオンズはここまで来た。首位に立ち、リーグ優勝を決め、クライマックスシリーズを制して、日本シリーズ進出へ。
しかもその相手は過去9回の激闘繰り広げたセの王者ジャイアンツ。ライオンズが日本一返り咲くには最高の相手だ。


その日本シリーズの先発を任されたのはエース涌井。クライマックスシリーズでは見事な2勝を決め、シリーズ優勝の立役者となった。

初回、まずはジャイアンツの左打者3人を3者凡退に打ち取る。2回は4番・ラミレスをサード・中村の好守備でサードゴロに打ち取ると、涌井が最も警戒していると話した李承ヨプをフォークで空振り三振、さらには亀井も三振に仕留め、リズムに乗る。

3回は下位打線を打たせて取る投球で3者連続のゴロアウト。打者一巡を完璧に抑え、序盤に早くもゲームの主役に名乗り出た。


一方ジャイアンツ先発もエースの上原。
初回、先頭の片岡がライト前安打で出塁するも、けん制死。続く栗山は四球を選ぶも、後続が抑えられ得点にはつながらなかった。
2回は上原のストレートにタイミング合わず期待の石井義、後藤が2者連続三振で3者凡退に打ち取られると、3回も3人で抑えられた。

涌井は各回を10球程度に抑える警戒な投球、上原は球数が多いながらも粘りの投球で、序盤はエースの投げ合いとなった。

しかし4回裏、先頭の鈴木尚の打球をサード・中村が弾いてしまい涌井は初めてのランナーを許してしまう。2番・木村拓が送りランナー2塁。3番・小笠原は空振り三振に仕留めるも4番・ラミレスにライト前に適時二塁打を決められ、ジャイアンツに先制点を許してしまった。

だがその直後の5回表、6番・後藤が外角低めのストレートをセンターバックスクリーンに運び同点に追いつく!後藤はこれが日本シリーズ第1号となった。

涌井は先輩の一発に応えるかのように5回裏を坂本、鶴岡と2者連続三振で3者凡退。後半戦につないだ。

すると6回表、2アウトから対ジャイアンツ戦に最も強い3番・中島。
外角ストレートをうまくバットに乗せた打球はそのままライトスタンドへ!!日本シリーズ通算3本目となる主軸の一発で、ライオンズは勝ち越しを決めた!

7回表は石井義がセンター前安打で出塁すると、2アウトから8番・細川がレフト前安打。ランナー1,2塁とする。
ここで渡辺監督は涌井を変えずにそのまま打席に送る。涌井はショートゴロに倒れ追加点はならずも、涌井の続投は結果的に上原の降板につながった。

続投した涌井は7回、李承ヨプを今日2個目の空振り三振、亀井を詰まらせレフトフライ、坂本は2打席連続の空振り三振で3者凡退。
8回はジャイアンツも代打・脇谷、阿部で勝負をかけてくるも、涌井は堂々と自分の投球を続け3者凡退に仕留めた。

そして、1点差で迎えた最終回の守りは守護神・グラマンがマウンドへ。
先頭の木村拓に二遊間への痛烈なセカンド内野安打を許し、シーズン終盤でのグラマンの不調にレフトスタンドには少し不安が広がった。
しかし、続く小笠原の二遊間への打球をセカンド・片岡が好守備でゴロにすると、4番・ラミレスの打球はピッチャー正面!!1−4−3のダブルプレーに見事打ち取り、結果的に3人で抑えた。

グラマンが9月21日以来となるセーブで日本シリーズ初セーブ。あと3勝を収めるためには、ここでグラマンにセーブがついたことは大きな安心材料となるだろう。

そして涌井は8回を投げ、被安打1、1失点(自責点0)というほぼ完璧な投球で日本シリーズ初登板初勝利。今季ポストシーズンは3戦3勝となった。

試合後のお立ち台で「今日は全国放送なので頑張っちゃいました」と冗談も飛び出すほど、涌井は狙い通りのナイス投球!

何よりも試合前からワクワクとしているライオンズナインが印象的だった。その姿に今日の先勝を確信したファンも多いに違いない。

この勢いで4戦4勝を決めてしまおう!!西武ドームで日本一になろう!!初戦はそんな期待も抱かせる好ゲームだった!



いやぁ…公演終わりからワンセグで見させてもらってたけど、9回先頭出した時はびびったw
でもそれを見事に抑えて最小得点差での接戦を制したってのは大きいね。
この調子で明日以降も行って欲しい。