試合戦評。

2月28日 日本代表戦 東京ドーム
埼玉西武|002 010 040 7
日本代表|000 100 001 2
埼玉西武|H:10 E:1
日本代表|H:9 E:0

日本全国の注目を集めるWBC日本代表の強化試合に臨んだライオンズは、新加入のワズディンが先発としてマウンドに上がりました。

そのワズディンは1回、2回と得点圏に走者を進めてしまいますが、要所を抑える粘り強い投球で日本代表に得点を許しません。結局3回を投げきり無失点、3奪三振、無四球に抑える好投を見せたワズディン。シーズンでの活躍に期待が高まる投球を披露します。

一方の打線は3回表、1番・大崎が日本代表先発の岩隈から右翼席ギリギリに飛び込む2点本塁打を放ち、ライオンズが先制。満員の東京ドームの観客をどよめかせます。

4回からはこの試合での登板を熱望していた岸が2番手として登場。観客の温かい拍手を受けてマウンドへ上がります。しかし、その岸は先頭の稲葉に右翼線への二塁打を許すと、6番・小笠原に左中間適時打を浴びて1点を返されてしまい、リードは1点に。

しかし5回、ライオンズは石井義と銀仁朗の長短打で1死2,3塁のチャンスを作ると、9番・原がバッテリーの意表を突くスクイズを決め1点を追加、再び2点のリードを奪います。

勢いに乗ったライオンズは、8回にも怒涛の攻撃を見せます。四死球で1死1,2塁とすると、2番・栗山が中前安打を放ち1点を追加。さらに中村と後藤に適時打が飛び出し、この回一挙4点を挙げて、リードを6点に広げます。

アジア予選に向けて弾みをつけておきたい日本代表の打線は、ライオンズ投手陣の前に沈黙を続けてしまいます。しかし最終回、観客の熱い声援を背に受け、4番・稲葉、5番・村田の連打で無死1,3塁のチャンスを生み出すと、6番・小笠原がこの日2本目のタイムリーとなる中前適時打を放って1点を返し、ここぞという場面での集中的な攻撃力を披露。しかしライオンズが反撃のしのぎ、7対2で勝利を収めました。

またこの日はライオンズから代表に選出された中島がスタメン、片岡も最終回に代走として出場。2番・遊撃手で出場した中島は内野安打1本を放ち、片岡は持ち前の俊足で好走塁をアピールし、9回の得点に貢献。両選手の本戦での活躍にも期待したいところです。