試合戦評。

3月28日 ヤクルト戦 西武ドーム
ヤ|013 001 030 8
西|000 001 000 1
ヤ|H:8 E:1
西|H:7 E:1

西武ドームでのオープン戦、2戦目の今日はスワローズを迎えての一戦となりました。

オープン戦3試合目の登板となるライオンズ先発の岸は、初回は3者凡退に封じるものの、2回、先頭のデントナに右翼席へ4号ソロ本塁打を運ばれ、先制を許してしまいます。
さらに続く3回にも川島慶への四球とデントナの中前安打で走者を溜めると、今度はガイエルに右翼ポール際への4号3点本塁打を叩き込まれ、序盤で4点のリードを許してしまいます。

4回は10球で3者連続三振に仕留め、持ち直したかに見えましたが、6回、先頭の飯原に左前安打での出塁を許すと、二盗と自らの暴投で3塁へ進まれ、野口の左犠飛で飯原が生還。1点を追加されます。
結局岸はこの回を投げ終えたところで、6回を96球、被安打6、奪三振8、失点5で降板となります。

反撃を開始したい打線はスワローズ先発の館山に対し、得点圏へ走者を進めながらも得点に結びつけることができず、我慢を強いられます。
それでも6回、水田と栗山の1,2番コンビが連打でチャンスメイクすると、2死から後藤が右前適時打を放ち、ようやく1点を返します。
反撃ムードが高まりますが、その後は7回から9回まで連続で3者凡退に倒れてしまい、結局得点はこの1点のみに止まります。

一方の投手陣も、8回に3番手・小野寺が先頭の斉藤に四球を与えると、失策と野選で満塁のピンチを招きます。ここで自らの暴投の間に3塁走者が還り、1点を追加されると、さらに田中浩の左前適時打で2者が生還。許した安打は1本ながら、3点を失います。

最終回はグラマンが3人で片付けたものの、ミスが目立ったライオンズはそのまま1対8で敗戦となりました。

明日はオープン戦の最終戦。しっかりと軌道修正をして開幕へ備えたいところです。