試合戦評。

4月18日 北海道日本ハム西武ドーム
日|011 001 021 6
西|001 111 000 4
日|H:10 E:0
西|H:9 E:1

昨日はダルビッシュに封じられてカードの初戦を落としたライオンズ。今日は自身の初勝利を懸け、帆足が先発のマウンドに上がりました。

その帆足は初回、キレのあるボールでファイターズ打線を3者凡退に封じる上々の立ち上がりを見せますが、2回に2死から高橋に安打を許すと、そこから一気に3連打を浴びて先制を許してしまいます。

さらに3回表には2死1,3塁から小谷野に三遊間を破られる左前適時打を浴び、0対2。リードを2点に広げられてしまいます。

しかし、直後の攻撃でライオンズが反撃を見せます。3回裏、1番・片岡が右前安打で出塁すると、1死後に3番・中島がファイターズ先発・藤井のチェンジアップを捉えて右越えの適時二塁打を放ち、1点を返します。続く4回にはボカチカが高めのボール球を強引に叩き、2試合連続となる第4号ソロ本塁打を左翼席へ運んで2対2の同点に追いつきます。

さらに5回、片岡が今度は完璧な当たりの今季第3号ソロ本塁打を左翼席中段へと運び、3対2。ついに勝ち越しに成功します。

6回表にはヒメネスの適時二塁打で同点に追いつかれますが、直後の攻撃、中村の四球、G.G.佐藤の右前安打で無死1,2塁とします。ここで江藤がチームプレーに徹して三塁線へ転がす犠打で1死2,3塁とチャンスを広げます。その後ボカチカが四球を選んで1死満塁とすると、代打・清水の併殺崩れの間に1点を挙げ、4対3と再び勝ち越しに成功。ファイターズを突き放します。

このまま逃げ切りたいライオンズは、終盤の8回、帆足の後を2番手・正津に託します。しかし正津は四球と二塁打で無死2,3塁としてしまうと、続く3番手・星野がヒメネスへの3球目を暴投としてしまい同点に追いつかれ、帆足の今季初白星が消えてしまいます。さらに4番手・大沼が代打・坪井に左犠飛を放たれ、勝ち越しを許します。

再度逆転を見せたい打線でしたが、藤井の後を受けたファイターズ救援陣の前に追加点を奪えず、7回以降はわずか1安打に封じられます。さらに9回には2死1,2塁の場面でサード・中村の失策で手痛い1点を献上してしまいます。

最後は前日に続き武田久の前に3人で封じられてゲームセット。シーソーゲームの末に終盤で逆転を許す悔しい敗戦となりました。帆足は7回を投げきって134球、被安打7、奪三振6、失点3、自責点3という内容ながらまたしても今季初白星はならず。チームも開幕カード以来となる連敗となりました。

明日はワズディンが自身今季初勝利、そしてチームの本拠地3連敗を阻止するべく、本拠地初登板を果たします。何としても勝利を収め、首位争いに向けて踏みとどまりたいところです!