試合戦評。

4月19日 北海道日本ハム西武ドーム
日|030 001 103 8
西|300 030 000 6
日|H:14 E:0
西|H:6 E:1

昨日は終盤で逆転を許し、悔しい敗戦を喫したライオンズ。本拠地3連敗、そして昨年14勝9敗(1分)と得意にしていたファイターズに対して同一カード3連敗を阻止するべく、今日の試合に臨みました。

初回、1番・片岡、2番・栗山が連続で四球を選ぶと、3番・中島、4番・中村に連続適時打が飛び出し、さらに6番・清水の併殺崩れの間に1点を追加。初回に幸先良く3点を先制します。

ライオンズの先発は自身の今季初勝利を懸けて本拠地・西武ドーム初登板のマウンドに上がるワズディンですが、2回にヒメネスの適時打や田中賢の犠飛などで3点を奪われ、同点に追いつかれてしまいます。ワズディンはその後も毎回のように得点圏に走者を背負いますが、最後の一本を許さず粘りの投球を続け、5回を投げきったところで降板。77球、被安打5、奪三振1、失点3、自責点1という内容でした。

2回以降スウィーニーに封じられていた打線でしたが、5回、9番・石井義、片岡が連続安打で出塁し、続く栗山が犠打でチャンスを広げると、再び中島、中村に2者連続適時打が飛び出し、3点を勝ち越して6対3。3,4番の活躍で、ワズディンに勝利投手の権利をプレゼントします。

しかし6回、2番手・平野が高橋に今季第3号ソロを放たれて4対6とされ、その後も長打と2つの四球で2死満塁とされます。打者に稲葉を迎えたところで、ライオンズはマウンドに星野を送ります。全てを託された星野は、稲葉を一ゴロに打ち取ってピンチを凌ぎます。

その後7回には4番手・岡本慎がヒメネスに適時打を浴びて5対6とされ、続く8回には5番手・大沼が2死満塁のピンチを迎えます。しかしここは大沼が好調の5番・小谷野を遊ゴロに打ち取り、リードを守ります。

そして迎えた9回、6番手・小野寺がマウンドに上がりますが、長打と内野ゴロで1死3塁とされてしまいます。ここで代打・坪井に左線適時二塁打を許して同点に追いつかれると、続く金子誠には右中間を破る適時二塁打を放たれて勝ち越しを許してしまいます。さらに糸井にも適時打が飛び出し、土壇場で3点を失って6対8とされてしまいます。

何とか意地を見せたい打線でしたが、今日もファイターズの守護神・武田久の前に最終回の攻撃を3者凡退に封じられてしまい、ゲームセット。これでまさかの本拠地3連敗、そして同一カード3連敗となってしまいました。

ここ2戦は連続して終盤で白星を逃す悔しい敗戦ですが、シーズンはまだまだ始まったばかり。これをバネに火曜日からのバファローズ戦で再び巻き返し、連覇へ向けて上昇気流に乗っていきましょう!!