試合戦評。

4月26日 千葉ロッテ西武ドーム
ロ|202 011 050 11
西|000 001 121 5
ロ|H:11 E:1
西|H:10 E:1

昨日は悔しい1点差負けを喫してしまったライオンズ。何としても最下位・マリーンズに対しての負け越しは防ぐべく、ワズディンが自身の今季初勝利を懸けてマウンドに上がりました。

しかしそのワズディンは初回、先頭の根元に三塁打で出塁を許すと、続くバーナムJr.に右犠飛を許して1点を先制され、さらに続く西岡、サブローには連続二塁打を浴びてしまい、いきなり2点を失ってしまいます。

その後3回にもバーナムJr.の適時打とサブローの犠飛で2点を失ったワズディンは、4回を投げきったところで降板。4回を投げ83球、被安打5、奪三振2、失点4という内容で、今日も勝ち投手の権利を得られませんでした。

さらに5回には2番手・松永が安打と失策で出した走者に重盗を決められて1点を失い、続く6回にも根元に適時打を浴びて0対6と試合の主導権を握られてしまいます。

打線はマリーンズ先発の大嶺から毎回のように走者を出すものの得点に結びつけられませんでしたが、6回に反撃を見せます。先頭の3番・中島が右翼線へ二塁打を放つと、2死後に6番・石井義がボール球を打つ技ありの右前適時打を放ち、1点を返します。さらに7回には1番・片岡の内野ゴロの間に1点を挙げ、2対6と4点差に迫って反撃の機運を高めます。

しかし8回、この回から登板の4番手・正津が制球を乱して3つの四球で満塁とされると、サブロー、橋本将、ベニーの3者連続適時打を浴びてしまい、2対11。リードを9点にまで広げられてしまいます。

直後の8回にはマリーンズ2番手・中郷から4番・中村が左翼席へ豪快に運ぶ8号2ランを放ち、さらに最終回も中島の今日猛打賞となる左前適時打で1点を返しましたが、反撃もここまで。5対11で敗れて大嶺に今季初勝利を献上し、最下位のマリーンズを相手に負け越しを喫してしまいました。

これで3カード連続の負け越しとなってしまいましたが、下を向いている暇はありません。明後日28日からは前の対戦で2勝1分けとしたホークスを西武ドームに迎えての3連戦。その後は札幌ドーム、西武ドームでそれぞれ3連戦を戦うというゴールデンウィーク9連戦が待っています。多くのファンの応援を背に何としてもこの嫌な流れを食い止め、上位浮上のきっかけをつかんでいきたいところです!