試合戦評。

5月2日 北海道日本ハム戦 札幌ドーム
西|101 020 200 00 6
日|100 050 000 01X 7
西|H:8 E:0
日|H:17 E:0

昨日は今季初めて延長戦を制し、勝率を5割に戻したライオンズ。4/21以来の貯金と2カード連続の勝ち越しを懸けて、帆足が自身の今季初白星を挙げるべく先発のマウンドに上がります。

先発・帆足を援護したい打線は初回、3番・中島が右翼席最前列に飛び込む待望の1号ソロを放ち、先制に成功します。

直後の1回裏に小谷野に適時打を許して同点に追いつかれますが、3回に1死1塁の場面で2番・栗山が右中間を破る二塁打を放ち、1塁走者の片岡が一気に生還。2対1と勝ち越しに成功します。

さらに5回、6番・平尾の2号ソロ、7番・G.G.佐藤の4号ソロと2者連続本塁打が飛び出し、4対1と差を広げます。

リードをもらった帆足でしたがその裏、突如崩れて6安打を浴びて4点を失ったところで降板。しかし、2番手・岩崎も勢いづいたファイターズを抑えきれず、高橋にこの回5点目となる適時打を打たれてしまい、4対6と逆転を許してしまいます。

反撃を見せたい打線は、7回2死から代打・上本が今季初安打を放ち、続く9番・ボカチカが3人目・菊地から試合を振り出しに戻す8号2ランを左中間席に突き刺し、6対6の同点とします。

その後、8,9回と両チームとも得点圏に走者を置きましたが、両中継ぎ陣が踏ん張り、2試合連続の延長戦に突入します。

昨日の再現となる勝ち越し劇に期待がかかりましたが、10,11回と谷元、武田久の前にチャンスを作れません。

そして最後の攻撃に繋げたい11回裏、昨日プロ初セーブを挙げた野上がマウンドに上がりますが、先頭・森本に安打、続く稲葉に四球と得点圏に走者を置いてしまいます。その後1死2,3塁とされたところで、土肥にリリーフを仰ぎましたが、スレッジにライトへの犠飛を打たれてしまい、3塁走者・森本が本塁へ生還。今季3度目の悔しいサヨナラ負けを喫してしまいました。

先発・帆足は4回1/3を投げ、被安打10、奪三振3、失点6と今季初白星を挙げることは出来ませんでした。次回こそは白星をつかんでほしいところです。

対ファイターズでの2カード連続での負け越しは何としても阻止したいところ。明日勝って勝率5割復帰を決めるべく、マウンドには今季初先発となる平野が上がります。