試合戦評。

6月6日 横浜戦 横浜
西|421 000 014 12
横|100 110 040 7
西|H:14 E:1
横|H:10 E:0

昨日は今季初めての雨天中止となったライオンズ。連勝の勢いを止めることなく、今日も勝って連勝を伸ばしていきたいところ。

ライオンズは初回、1番・片岡の安打と2番・栗山の四球で無死1,2塁のチャンスを作ると、3番・中島が適時二塁打を放ち先制に成功。さらに続く4番・中村が19号3ランを左翼席に突き刺し、幸先良く4点を奪います。

援護をもらった先発の石井一はその裏、内川に10号ソロを打たれますが、アウト3つをすべて三振で奪い流れを渡しません。

すると直後の2回、8番・銀仁朗の2号ソロと栗山の3試合連続となる6号ソロで2点を追加し6対1。続く3回も6番・G.G.佐藤犠飛で1点を加え、7対1とリードを着実に広げます。

一方、石井一は4回には吉村に4号ソロを打たれます。続く5回にも仁志に適時二塁打を許しますが、その後の1死2,3塁のピンチでは内川、村田から連続三振を奪い、最少失点に防ぎます。石井一は6,7回を無失点に抑えたところでマウンドを中継ぎに託します。

打線は4回以降得点を奪うことができませんでしたが8回、G.G.佐藤が9号ソロを左中間席に弾き返し、8対3と追加点を奪います。しかしその裏、2人目・野上が味方の失策から無死1,2塁のピンチを招くと村田に適時二塁打を放たれ、さらに吉村には5号3ランを打たれてしまい、8対7と1点差に詰め寄られてしまいます。流れがベイスターズに傾きかけますが、3人目・星野が後続を抑え、ベイスターズの流れを何とか食い止めます。

リードを再び広げ勝利を確実のものとしたい9回、2死から片岡が安打で出塁すると、続く栗山が中越の7号2ランを放ちます。さらに、2死2,3塁のチャンスを作ると、8回から守備固めで出場していた5番・黒瀬が2点適時打を放ち、12対7と再び5点差とします。

その裏のマウンドには4人目・小野寺が上がり、3人でピシャリと抑え、ライオンズは横浜スタジアムで3年ぶりの勝利を決め、勝率を再び5割に戻しました。

先発の石井一は7回を投げ113球、被安打7、奪三振7、四死球1、失点3という投球内容で、今季3勝目。打線も今季最多の5本塁打を集め、今季5度目の2桁得点を記録。引き分けを挟み、連勝を今季最多の5に伸ばしました。

明日からは名古屋に場所を移し、ドラゴンズと対戦します。このまま連勝を伸ばし、貯金を作ってホームに戻ってきてほしいところです!