試合戦評。

7月2日 千葉ロッテ西武ドーム
ロ|020 010 310 002 9
西|000 031 300 001 8
ロ|H:16 E:0
西|H:11 E:1

昨日は終盤に相手のミスにも乗じて得点を重ね、大勝を収めたライオンズ。さらに連勝を伸ばすべく、先発のマウンドには2000年から木曜日の登板で負け無しの西口が上がりました。

試合のリズムを作りたい西口でしたが、2回、2死1塁から西岡に右翼席への6号2点本塁打を許し、2点を先制されてしまいます。

その後西口は走者を出しながらも要所を締めていきましたが、5回、1死2塁から大松に右前に適時打を運ばれ、0対3。1点を追加されてしまいます。

西口を援護したい打線は5回、ここまで無安打に封じられていたマリーンズ先発・渡辺俊から先頭の6番・G.G.佐藤が安打を放って沈黙を破ると、さらに安打と犠打で1死2,3塁とします。ここで昨日お立ち台に立った9番・銀仁朗が左中間への今季第3号3点本塁打を放ち、一気に同点に追いつきます。

さらに続く6回、先頭の4番・中村が左翼席中段へと運ぶ今季第25号ソロ本塁打を放ち、4対3。勝ち越しに成功します。

7回、安打と四球で出た走者を犠打で送られると、前の打席で適時打を許した大松に右翼席へ運ばれる今季第10号3点本塁打を浴びてしまい、4対6と逆転を許してしますが、直後の7回裏、1死3塁とチャンスを作ると片岡が三遊間を破る適時打を放ち、5対6。さらにその後2死2塁とし、3番・中島が右翼席へ12号2点本塁打を叩き込み、7対6と再度逆転に成功します。

このまま逃げ切りたいところでしたが、8回、1死満塁から西岡に一二塁間を破られる適時打を許してしまい、7対7。同点に追いつかれ、試合はそのまま延長戦へ突入します。

そして両チーム共に決め手を欠いたまま迎えた延長12回、2つの四球と安打で1死満塁とされると大松と井口に連打を浴び7対9と最後の最後で勝ち越しを許してしまいます。

しかし、この試合ここまで何度も試合をひっくり返してきた打線は、大崎が反撃の狼煙を上げる3ベースを放つと、平尾が四球で出塁し1死1,3塁となった場面で代打・三浦がマリーンズ・川崎の初球をライト前に弾き返し8対9。1点差とします。しかし、片岡が四球で出塁し1死満塁としますが、続く栗山、中島が倒れゲームセット。

最後の最後まで執念を見せ追い上げましたが、あと一歩届かず。悔しい負け方となってしまいましたが、気持ちをしっかりと切り替え、みちのく仙台で3位・イーグルスをねじ伏せて白星を積み重ねたいところです!