試合戦評。

8月1日 オリックス戦 京セラドーム
西|010 001 022 6
オ|031 000 000 4
西|H:11 E:0
オ|H:9 E:1

昨日は一発攻勢で逆転勝利を収め、中島の誕生日に後半戦初白星を飾ったライオンズ。今日からは京セラドームに戦いの場を移します。ライオンズの先発は昨年からバファローズ戦8連勝中の岸、対するバファローズは金子が先発のマウンドに上がりました。

序盤から攻勢に出たい打線は2回、先頭の4番・中村が二塁打で出塁し、1死後に6番・G.G.佐藤が後半戦初安打となる適時打を右前に運び、1点を先制します。

いきなり援護をもらった岸でしたが、直後の2回裏、四球と安打で無死1,2塁とされると、一輝に右中間への2点適時二塁打を許し、1対2。さらに1死後には大引に左中間へ適時二塁打を運ばれ、1対3とリードを許してしまいます。

3回にも3連打で無死満塁とされ、併殺打の間に1点を失って1対4と点差を3点に広げられてしまいますが、ここを何とか最少失点にとどめ、打線の反撃を待ちます。

すると6回、中村が京セラドームのスタンド最上段へ超特大の今季第32号ソロ本塁打を運び、2対4。豪快な一発で反撃の狼煙を上げ、ここから主砲のバットが一気に火を噴きます。

迎えた8回、バファローズの2番手・香月から2番・栗山、3番・中島の連打で無死2,3塁のチャンスを作ると、中村が左翼線ギリギリに落とす2点適時二塁打を放ち、4対4の同点に。そして土壇場9回、3番手・加藤の制球の乱れから四死球などで1死1,2塁とし、ここでまたも中村が、左中間を破る今日4安打5打点目となる2点適時二塁打を放ち、6対4とついに勝ち越しに成功します。

6回を投げきってマウンドを降りた岸の後は、山本淳、藤田とつないでバファローズの反撃を許さず、最終回は小野寺がキッチリ締めて試合終了。8月最初の試合を見事白星で飾って連勝を収め、先発の岸には勝ち星をつけることはできなかったものの、3番手・藤田が移籍後初となる3年ぶりの白星を挙げました。

これで早くもバファローズ戦の勝ち越しに王手をかけたライオンズ。2位・ホークスが勝利したためゲーム差を縮めることは出来ませんでしたが、貯金は今季最多タイの4となりました。明日の渡辺監督の誕生日も勝利して同一カード3連勝を果たし、上位2チームとの6連戦に向け、さらに勢いを強めていきましょう!