試合戦評。

9月5日 福岡ソフトバンク戦 ヤフードーム
西|001 001 100 3
ソ|006 302 10X 12
西|H:11 E:2
ソ|H:14 E:0

福岡3連戦の初戦をまさかのサヨナラ負けで落としてしまったライオンズ。何としても嫌な流れをここで断ち切るべく、今日は先発のマウンドに自身プロ初勝利を目指す木村を送り込みました。

その木村は初回、2回といずれも得点圏に走者を進めてしまいますが、あと一本を許さない粘りの投球を見せます。

すると3回、ホークス先発・ホールトンから先頭の1番・栗山が右中間への三塁打で出塁すると、続く2番・大崎が中前への適時打を放ち、1点を先制します。

しかし直後の3回裏、木村が踏ん張りきれません。先頭から連続四球を与えると、小久保、松中、多村と3者連続適時打を浴びてしまい、1対3。さらに後を受けた2番手・宮田も制球が定まらず、無死満塁から押し出し四球と明石への2点適時二塁打を許すなど、この回6失点。1対6と一気に試合をひっくり返されてしまいます。

続く4回には3番手・松永が長谷川、明石、本多と3本の適時打を浴び、1対9と8点のリードを許してしまいます。

反撃を見せたい打線は4回、5回とホールトンの緩急を使った投球の前にチャンスを作れずにいましたが、迎えた6回、先頭の中島がバックスクリーンへと運ぶ今季第18号ソロ本塁打を放ち、2対9とします。

しかし直後の6回裏、4番手・大沼が無死1塁から田上に右翼席への21号2点本塁打を許し、2対11とされます。7回には2死から栗山が右中間への二塁打で出塁し、大崎が今日3安打猛打賞となる今日2本目の適時打を放って3対11と反撃の姿勢を見せましたが、再びその直後の7回裏、今度は5番手・藤田が小斉に右翼席へ2号ソロ本塁打を運ばれてしまい、3対12。点差は9点に広がります。

最後まで勝利を諦めない打線でしたが、8回はホークス2番手・水田から2本の安打で2死1,2塁とするもあと一本が出ず。最終回はホークス3番手・藤岡の前に3者凡退でねじ伏せられてしまい、3対12のまま試合終了を迎えてしまいました。

打線は今日2番に入った大崎が3安打猛打賞を記録するなど計11安打を放つも、投手陣がいずれも踏ん張りを見せられず、先発の木村に今季3敗目が記録されました。

サヨナラ負け、大敗と痛い敗戦が続いてしまっていますが、明日は現在先発2連勝中の野上が先発のマウンドに上がります。チームのムードを一気に上昇させるような快投を見せ、火曜日からのホーム6連戦へ良い流れを生み出したいところです!