試合戦評。

9月17日 千葉ロッテ戦 千葉マリン
西|000 021 000 3
ロ|002 003 01X 6
西|H:11 E:0
ロ|H:10 E:0

昨日はまさかのサヨナラ暴投で敗戦を喫し、再び勝率5割に戻ってしまったライオンズ。今日は自身約4ヶ月ぶりの白星を目指す、ベテランの西口を先発のマウンドに送り、カード勝ち越しを狙いました。

その西口は初回、2回と走者を背負いながらも粘りの投球でマリーンズの攻撃をかわしましたが、迎えた3回、安打と犠打などで1死1,2塁とされます。ここで大松に左前へ運ばれる適時打を浴び、0対1。なおも内野安打で1死満塁とされると、橋本将にはライトへの犠飛を許し、0対2とされます。

反撃を見せたい打線も、マリーンズ先発・成瀬のキレのある直球と変化球の緩急に翻弄され、走者は出すものの決定打を生み出せません。

しかし5回、下位打線の2本の安打などで1死1,2塁とチャンスを広げます。ここで1番・片岡が左中間を深々と破る2点適時二塁打を放ち、2対2。同点に追いつくと、さらに続く6回、「積極的に振りにいきました」という6番・G.G.佐藤が成瀬の直球をとらえます。幕張の夜空を彩る今季第21号ソロ本塁打が飛び出し、3対2。ついに勝ち越しに成功します。

このままリードを守りきりたいところでしたが、直後の6回裏、前の回から登板の2番手・松永がつかまってしまいます。1死から連続四球で1,2塁とされると、早川にフェンス直撃の左越適時二塁打を許し、3対3の同点に。続く福浦には左翼線際に落とされる2点適時打を浴び、3対5。2点のリードを許してしまいます。

さらに8回裏、7回から登板の3番手・野上が2死からまたも早川、福浦に連続長短打を許して1点を失い、3対6と点差を広げられてしまいます。

何とか意地を見せたい打線は7回から毎回安打で走者を出すも、後続が併殺打に倒れて追撃を見せられず。最終回は代打攻勢から1死1,2塁としますが、ここも片岡が併殺打に打ち取られてしまい、そのまま試合終了を迎えました。

先発の西口は4回を投げて91球、被安打5、奪三振2、与四球3、失点2という内容で勝ち負けは付かず、逆転を許した松永が今季初黒星。チームも再び勝率5割を割ってしまいました。

9連戦の第1カードを負け越しでスタートさせてしまいましたが、明日から西武ドームに戻り、2位・ホークスとの3連戦を迎えます。ホームでの大声援を背に巻き返しを図り、ここで上位追撃へのラストスパートへと突入していきたいところです!