試合戦評。

9月26日 東北楽天西武ドーム
楽|000 051 103 10
西|011 200 200 6
楽|H:14 E:0
西|H:15 E:1

昨日は打線が効率よく得点を重ね、先発・帆足も4試合連続の完投勝利と、投打のガッチリかみ合った内容でイーグルスとの直接対決3連戦の初戦をものにしたライオンズ。この勢いに乗って連勝をさらに伸ばしたい今日の試合、先発のマウンドに岸を送り込みました。

その岸をもり立てたい打線は2回、6番・G.G.佐藤が2試合連続となる今季第24号ソロ本塁打をバックスクリーンへ叩き込み、先制に成功。なおも勢いに乗る打線は3回、2死から1番・片岡の安打と盗塁でチャンスを広げると、続く2番・栗山の適時打で、2対0。続く4回には1死から3連打で満塁とし、8番・銀仁朗の適時打、9番・原の犠飛で2点を追加。4対0と試合の主導権を握ったかに思われました。

しかし5回、岸が突如イーグルス打線につかまります。先頭のセギノールからリンデン、中谷と、まさかの3者連続本塁打を浴びて1点差とされると、その後も盗塁、暴投、失策などが重なり、この回5失点。4対5と一気に試合をひっくり返されてしまいます。

さらに6回にはリンデンに左翼席へ運ばれる2打席連続の一発を浴び、4対6。7回には2死1,2塁からリンデンに今度は適時打を許し、4対7とされます。

しかしライオンズは直後の7回裏、イーグルス2番手・川岸に対し、1死から中村が4試合連続となる第44号ソロ本塁打を左中間へと運ぶと、続く石井義の放った打球は右翼席へ。これが2者連続の第6号ソロ本塁打となり、6対7と1点差に詰め寄ります。

この勢いのまま逆転といきたいところでしたが、迎えた9回、救援陣が踏ん張りを見せられず。1死1,2塁からまたもリンデンに適時打を浴び、6対8。その後も代打・中島、渡辺直と適時打を許し、6対10とされてしまいます。

最後はイーグルス4番手・小山の前に3者凡退で攻撃を封じられてしまい、そのまま試合終了。両チーム合わせて29安打16得点という乱打戦を落とし、チームの連勝は5でストップ。先発の岸は4回1/3を95球、被安打5、奪三振3、与四球2、失点5という内容で、今季5敗目を喫しました。

これでイーグルスクライマックスシリーズ進出マジックが点灯してしまいましたが、下を向いている暇はありません。明日の試合はエース・涌井が登板。ここをきっかけに再び驚異の追い上げを見せ、必ずクライマックスシリーズへの切符をつかみましょう! 明日は絶対に負けない!!