試合戦評。

6月3日 横浜戦 西武ドーム
横|000 111 000 3
西|010 221 10X 7

横|H:8 E:0
西|H:12 E:0

ライオンズ先発は西口。
3回までは毎回ヒットを許すも後続を抑え、無失点で切り抜ける。

「まっすぐを中心に組み立てた」という細川のリードがはまり、3回には4番村田を空振り三振に仕留めるなど、緩急をつけたピッチングで5つの三振を奪う好投を見せた。

4回と6回には、吉村に2打席連続ホームランを浴びるも、味方の援護にも助けられ2勝目をあげた。


ライオンズ打線は、2番中村が先制の第11号ソロアーチを放ち、爆発の狼煙をあげる。

吉村のソロアーチで同点に追いつかれた直後の4回裏には中島、ブラゼルG.G.佐藤が3者連続安打。

中島は盗塁失敗に倒れ、流れが一度断ち切られるも、石井義がフォアボールを選び迎えた満塁のチャンスに細川がセンターに2点タイムリーヒットを放ち勝ち越す。

5回には、中島は猛打賞となる右中間への大きな2ベースで追加点。

そして6回には細川の2試合連続ソロアーチ、7回には5月度月間MVPを受賞したG.G.佐藤の第16号ソロアーチで1点ずつ追加。

2試合連続の2桁安打12本で7得点をあげ、試合を確実なものとした。


西口の後続も光っていた。
2番手・許が7回を3者凡退で打ち取り試合を引き締めると、8回には岡本真、最終回にはグラマンと点差をつけながらも勝ちパターンの2投手につなぎ、3回を無失点でゲームセット!

投打が噛み合い、交流戦前の勢いを取り戻す快勝だった。