試合戦評。

6月17日 中日戦 金沢
西|010 021 000 4
中|100 010 201x 5

西|H:8 E:0
中|H:11 E:1

先発は西口。初回、1番荒木、2番藤井は三振に斬るも、中村紀、ウッズ、和田の3連打で1点を先制される。

しかし、2回表中村がライト場外への第14号ソロアーチを放ち同点に追いつく。

5回には、細川がレフト前安打で出塁すると、栗山が振り込んだ打球はバックスクリーンに飛び込む勝ち越しの第3号2ラン。

5回裏には荒木を四球で出すと中村紀に右中間へのタイムリー2塁打を打たれ1点差に詰め寄られるも、3連勝中の西口は勝ち投手の権利を得てマウンドをおりた。


6回には中村が今日2本目となるおかわり弾!
ドラゴンズ先発・山本昌をマウンドから引きずりおろす。

2番手浅尾は、次の松坂にヘルメットを掠めるデッドボールでまさかの一打者退場。さらに、キャッチャー・小田がフライを落球し、思わぬ形でチャンスを作った。
しかし、代打・石井義はセカンドゴロに倒れ、追加点をあげることはできなかった。


7回裏、ピッチャーは2番手の大沼。
1アウトランナー1塁から中村紀に同点に追いつくライト場外への2ランを浴びてしまう。
西口の勝ちは消え、試合は振り出しに戻ってしまった。

同点のまま迎えた最終回。
ライオンズは代打構成で1点を狙いにいくも、あと1本が出ず無得点。
そして、9回裏のマウンドには古巣との初対戦となる岡本真。
先頭の荒木はショートゴロ、2番の藤井は見逃し三振とスライダーを投げ分けて2アウトにするも、中村紀に放った真ん中へのスライダーはそのままライトスタンドへ運ばれる。
まさかのサヨナラ負けとなった。

中村が今季2度目のおかわり弾を含む3安打で猛打賞も、中村紀に同点、サヨナラと試合を動かす2本を浴び、今季5度目のサヨナラ負け。

岡本真は移籍後初の黒星。
チームはついに今季初の3連敗となった。

選手たちはこのまま富山に移動し、明日の試合に備える。県境を越えたら気持ちを切り替えて明日の試合に臨んでほしい