試合戦評。

6月29日 ロッテ戦 西武ドーム
ロ|010 201 100 5
西|120 060 00X 9

ロ|H:6 E:0
西|H:13 E:0

ライオンズは西武ドームでの連敗を3で止め、7カードぶりの勝ち越しを決めた。西鉄のユニフォームとしては36年ぶりの勝利。

初回、先頭の片岡がレフトフェンス直撃の二塁打で出塁すると、中島の11試合ぶりとなるタイムリーで先制点をあげる。

しかし、直後の2回表2回里崎に3試合連続となるソロ本塁打を浴び同点に追いつかれる。

2回の裏昨日第一子が産まれた後藤が、今季第1号祝福弾を放ち勝ち越し。「昨日のバント失敗のお返しをしたかった」と監督の期待に応える1発だった。

しかし、先発の西口はフォークがいつもの切れがなく苦しむ。落ち損ねたフォークを大松にレフトスタンドに運ばれ同点に。
「色々と修正すべき点があった」と試合後に振り返った。

それでも、今日こそは西鉄ユニフォームでの勝利を!と気合の入っていたライオンズ。

5回の裏、先頭の片岡が四球で出塁すると、栗山がセンターオーバーのタイムリ二塁打を放ち勝ち越し。

ブラゼルG.G.佐藤が2連打でチャンスを作ると、中村の放った打球はそのままバックスクリーンへ!試合を決める今月7本目の第17号3ランとなった。
そして、続く後藤の放った打球もバックスクリーンへ!「妻へのプレゼント」という2本目のアーチだった。

6回以降は、大沼が2点を失うも、星野、正津、岡本真、グラマンとリリーフ陣が追撃を許さず無得点に抑え、西口に6月負けなしの4勝目をプレゼント。

昨日のお返しとなる14安打、3本塁打で快勝した。
なお、片岡は今季28個目の盗塁を決め、早くもプロ通算100盗塁を達成した。