試合戦評。

7月20日 ロッテ戦 千葉マリン
西|000 000 000 0
ロ|022 146 10X 16

西|H:3 E:1
ロ|H:20 E:0

昨日は今季最多得点をあげ、打ち勝ったライオンズだったが、今日はそのお返しとばかりの結果となった。

ライオンズ先発は西口。
2回サブローと橋本に連打を浴びると、今江の犠飛でまずは1点を先制される。続くオーティズがレフト前適時打を放ち2失点。しかし、これはほんの始まりに過ぎなかった。

3回には福浦がレフト前安打で出塁すると、大松がライトオーバーの今季12号2ランを放ち、この回2点を失う。大松からは今季2本目の本塁打を浴びた。

4回は順調に2アウトを取るもオーティズがレフトオーバーの第7号ソロ。ここまでで西口は5失点となる。

5回根元、福浦に連打を浴びると、大松には四球を与え満塁。サブローのレフト前適時打で6点目を献上し、西口はここで降板となった。

何とか流れを変えようとマウンドにあがったのは今日1軍にあがった岩崎。
しかし、初球を橋本に引っ張り返されるレ2点タイムリーの一打。さらには今江の犠牲フライでさらに1点を許し、西口が残した満塁のランナーを還してしまう。
結局西口は、4回1/3を投げ被安打10、2本塁打、9失点となった。

岩崎は6回もマウンドにあがる。
先頭の早川の1塁へのボテボテのゴロがベースに当たり内野安打となってしまうと、6番サブローまで6連打を浴びてしまう。
7番橋本のところで3番手大沼に代わるも、橋本、今江の連打で、結局岩崎は2/3を被安打7、6失点。
今日1軍に復帰したばかりで、これが現調子なのかどうかの判断は難しいが、中継ぎが不調の中期待して1軍に上げただけにため息の出る結果だった。

7回には4番手星野が先頭の根元にライトオーバーの3塁打を浴びると、続く福浦の犠飛で1失点。

2回以降マリーンズのスコアボードには数字が並び、計16点となっていた。

8回は中継ぎの中で今最も信頼できる正津が、四球を1個出すものの打者4人でようやく0に抑えた。

ライオンズ投手陣が火だるまになる一方、打線はマリーンズ先発渡辺俊に完璧に抑えられた。

3回まで中島、中村、栗山がヒットでチャンスを作るも無得点に抑えられると、4回以降はパーフェクトピッチング。
打者3人ずつであっさりと抑えられ、早打ちの攻めも仇となりわずか9回を88球。

2連勝をあげていた打線力はどこにいったのか、渡辺俊に9回3安打、無四球完封勝利を決められた。

しかし、長いシーズンの中でこういう試合もある。気持ちを切り替えることは12球団一得意のライオンズ。
本拠地に戻り、楽天との3連戦にもう気持ちは向かっている。