試合戦評。

8月27日 楽天西武ドーム
楽|001 001 000 2
西|000 231 01X 7

楽|H:7 E:1
西|H:10 E:1

ライオンズ先発は石井一。初回をテンポ良く三者凡退に仕留めると、2回もセギノール、山崎武を空振り三振にし、連続の三者凡退に仕留める。

しかし、3回鉄平のショート内野安打、井野が送りランナー2塁。渡辺直がレフト前適時打を放ち先制点を許してしまった。

3回裏は中島が死球で出塁すると、すかさず2塁への盗塁、さらには三盗を決める!中島の盗塁数は20となり、自身最多18を越した。

石井一が我慢の投球を続ける中で、4回裏G.G.佐藤が四球で出塁すると中村が外角のスライダーを捕らえた打球はレフトスタンドへ!!第33号2ランで逆転した。

さらには5回裏中島がレフト前安打、G.G.佐藤がセンター前安打でチャンスを作ると中村がど真ん中のストレートを振り抜き再びレフトスタンドへ!!効果的な第34号3ランで5対2と追加点をあげた。

石井一は6回に内村、リックに連打を許すと、サード併殺打の間に1点を失ってしまう。
しかし、6回を投げ、被安打5、3奪三振、2失点で勝ち投手の権利を得、シーズン序盤に近い安定したピッチングを披露した。

6回裏には細川が代わったばかりの青山の初球を捕らえレフトオーバーの第13号ソロ本塁打を放ち、さらに1点を追加する。

8回裏には2アウトから片岡がライトオーバーの三塁打で出塁すると、栗山がすぐさまライト前適時打を放ちさらに追加点。7対2と試合を決めた。

7,8回に投げた谷中、小野寺が試合を引き締めた。7回は山崎武から始まる右打者3人を谷中が得意のシュートを有効に使い三者凡退。8回は小野寺がテンポよく代打・草野からの3人を三者凡退に仕留めた。

9回は三井が満塁のランナーを背負ってしまうもグラマンが最後のバッターを抑え、がっちりと24セーブ目。

3発の有効な本塁打で昨日の借りを返した。石井一は2年ぶりの2桁10勝目。中村は試合後にしっかりと「タイトルを意識しています。」と頼もしく話した。

優勝マジックは23。明日もしっかりと勝利し、今カード勝ち越しとしたい。