試合戦評。

8月30日 ソフトバンク戦 ヤフードーム
西|010 000 010 000 2
ソ|001 001 000 000 2

西|H:8 E:1
ソ|H:9 E:0

2回表ホークス先発・ホールトンのスライダーを捕らえた打球は左中間越え!今月11本目となる第35ソロ本塁打を放ちライオンズは先制をあげた。

ライオンズ先発は帆足。初回本多にショート内野安打を許すも後続を3人で抑え上々の立ち上がりを見せた。2回裏は3者凡退に抑えた。

しかし、いつもより制球の甘かった帆足は、3回荒金に右中間への二塁打を浴びると、高谷が送りランナー3塁。本多のセンター前適時打で同点に追いつかれてしまう。

6回裏、小久保が右中間への二塁打を放つと、続く松田がど真ん中のストレートをセンター返しし、小久保が生還。ホークスが逆転する。

しかし、8回表片岡がレフト前安打で出塁すると、今季43個目の盗塁を決める!栗山のライトフライの間に片岡は3塁まで進むと、4番に代打・平尾。ピッチャー返しの内野安打を放ち、その間に片岡がスライディングで生還!2対2の同点に追いついた。

昨日延長12回5時間以上に及ぶ長い試合で決着のつかなかった対ホークス第2ラウンドも、長くなりそうな予感をさせた。

その予感は的中、帆足は9回まで投げたが、味方があと1点多く取れず勝ち負けつかずに降板となった。

延長10回、ホークスは馬原、佐藤誠を投入し、3イニングスを無得点に抑えられる。代打・G.G.佐藤、赤田のヒット性の当たりをファインプレーに阻まれる不運もあった。

ライオンズは星野、大沼、三井の中継ぎ陣を投入し、1点もやらない姿勢を見せた。継投策ははまり、3イニングス連続3者凡退に打ち取った。

結局昨日に引き続き延長12回で決着つかず。1990年7/22日本ハム・7/28オリックス戦以来の2試合連続引分けとなった。

しかし、優勝マジックは20に!明日こそは2位との争いに決着をつけたい。