試合戦評。

5月22日 横浜戦 西武ドーム
横|200 305 005 15
西|002 111 000 5
横|H:19 E:0
西|H:9 E:1

一昨日は中島の劇的な一打でサヨナラ勝ちを収めたライオンズ。今日からはベイスターズ西武ドームに迎えての2連戦。サヨナラ勝ちの勢いに乗って連勝を狙うべく、今日の試合に臨みました。

ライオンズの先発はエース・涌井。今季安定した成績を残している涌井でしたが、下園にプロ入り初本塁打を浴びて1点を失うと、続くジョンソンに三塁打を浴びた後、2死3塁から佐伯に適時打を浴びて0対2。初回から2点を失う不安定な立ち上がりとなります。

しかし3回、打線が涌井を盛り立てます。ベイスターズ先発の三浦から1番・片岡、2番・栗山が連続長短打を放つなどして1死2,3塁とすると、3番・中島が中前へ運ぶ適時打を放ち、1対2。さらに4番・中村がキッチリ犠飛を放ち、同点に追いつきます。

試合を振り出しに戻しましたが、直後の4回に再び涌井がベイスターズ打線につかまってしまいます。吉村、北川に連打を浴びて1死2,3塁とされると、細山田にスクイズを敢行されます。これを涌井が処理を誤って犠打野選とされ、自身の悪送球も絡んで2点を失います。さらに石川にも適時二塁打を浴び、2対5とされてしまいます。

しかし直後の攻撃、6番・G.G.佐藤が左翼席へ7号ソロを運ぶと、続く5回には中島が2試合連続となる5号ソロを右中間へ運び、4対5と1点差に詰め寄って反撃の機運を高めます。

このまま一気に逆転といきたいところでしたが、6回、初球攻撃で2本の安打と犠打で1死1,3塁とされると、内川に適時打を浴びて4対6。ここで涌井はマウンドを降りますが、2番手・三井が代打・金城に適時打を浴び、さらに続くジョンソンにはバックスクリーン脇へ8号3ランを運ばれてしまい、4対10。リードを6点に広げられてしまいます。

直後の攻撃で1死1,3塁から代打・上本の野選の間に1点を返し、5点差としますが、9回に再びベイスターズ打線の勢いに飲まれてしまいます。6本の安打など打者10人の猛攻でまたも5点を失い、5対15。試合を完全に決められてしまいました。

最終回に何とか意地を見せたいところでしたが、3者凡退に打ち取られて試合終了。大量19安打15得点を許し、完敗を喫してしまいました。

まさかの大敗となってしまいましたが、打線は9安打を放つなど依然好調ぶりをキープしています。しっかり気持ちを切り替え、必ず明日の試合で今日の借りを返していきたいところです。