試合戦評。

05月02日 ロッテ戦 千葉マリン
西|000 200 120 5
ロ|000 000 000 0

西|H:8 E:0
ロ|H:2 E:0

ライオンズ先発・岸はボールが先行し0-3とする場面も4度もあったが、我慢強い投球で今季2度目の完封勝利をあげた。

前回の対ロッテ戦も清水直との投げ合い。相手投手が完投勝利をおさめる中、自身は8失点で5回途中降板。そこから本来の投球を取り戻せず苦しんだ。

今日もカウントを不利にする場面は何度もあったが、腕をしっかり振ることで切り抜け、我慢強いピッチングを続けた。

岸の丁寧な投球にマリーンズ打線はわずか2安打。
前対戦のリベンジを果たす1ヶ月ぶりの勝利となった。

打線は3回まで清水直の好投に苦戦を強いられる。

しかし、4回石井義が昨日の勢いそのままに右中間への2ベースヒットを放つと、5番G.G.佐藤は甘く入ったストレートを見逃さずレフトスタンド中段に運ぶ第7号2ラン!

ライオンズが2点を先制する。

7回には崩れてきた清水直からG.G.佐藤がレフト線への痛烈な2塁打でチャンスを作ると、6番中村。
ライトオーバーの3ベースで追加点をあげる。

さらに8回には片岡がライト前に痛烈なヒットを決めると3試合ヒットのなかった栗山がライト頭上を越えるタイムリー3ベースで4点目、さらには石井義がセンター横へのタイムリーを放ち5点目。
集中打で打ち崩した。

勢いに乗るライオンズは明日マリーンズルーキー唐川と対戦。
オープン戦から注目ルーキーをとことん打ち崩しているライオンズ打線はきっと明日も唐川にプロの洗礼を浴びせるだろう。