試合戦評。

5月23日 巨人戦 西武ドーム
巨|100 000 000 1
西|421 000 03X 10

巨|H:4 E:1
西|H:15 E:0

西武ドームで今季安定していたピッチングを見せられていなかった岸が、8回を投げ被安打4、4奪三振、1失点に抑える好投を見せた。
岸のカーブにジャイアンツ打線はタイミングが合わず、重量打線の重みは感じられなかった。



初回、岸は先頭の亀井にフォアボールを与え、4番ラミレスのタイムリー2ベースで先制点を許す。

しかし、その裏先頭の片岡がライト前ヒットで出塁すると、中島が4番ブラゼルタイムリーヒットで同点。

G.G.佐藤がリーグトップのブラゼルに並ぶ13号2ランで逆転する。さらに中村がレフト線への3ベースを放ち、石井義のセンター前タイムリーでこの回4点をあげる。

2回には片岡がレフト前ヒットで出塁すると、今季20個目の盗塁を決めランナー・2塁。
初回に盗塁失敗をし燃えていた中島がライトスタンドへの2ランを放ち、2点を追加する。


3回にはG.G.佐藤が、2打席連続の第14号ホームランで7点目。

8回には細川がレフト線への2ベースでチャンスを作ると、高山が今季初タイムリーの2ベースで追加点。
さらには中島が今日2本目の第11号アーチでダメ押しの2桁10点目を突き放した。

重量打線はむしろライオンズ、というような毎回の15安打と今日も爆発。
G.G.佐藤は昨日の第4打席からの3打席連続ホームランで3打点、中島は2打席連続本塁打で4打点など、交流戦になっても勢いは止まるどころか加速してきた。