試合戦評。

6月11日 阪神西武ドーム
神|210 020 010 6
西|000 120 100 4

神|H:13 E:0
西|H:9 E:0

ライオンズ先発は石井一。立ち上がりからいつもとは違う調子の悪そうな顔を見せる。
関本に四球を与えると3番新井にはライト前ヒット。
4番の金本はレフトフライに打ち取るも高橋光にレフトフェンス直撃の2点タイムリーを浴び先制点を奪われる。

一方ライオンズは甲子園でも6回1得点と苦しんだ上園とのリベンジ戦。
片岡、栗山と足で稼いだ内野安打でチャンスを作り、中島のデッドボールで満塁。
しかし、そこからブラゼルG.G.佐藤、中村と3者三振に斬られてしまう。

2回表にはフォードのライトソロ本塁打で追加点。
3回には2アウトを取るも3番新井にセンター前にライナーヒットを許すと、4番金本のピッチャー強襲が石井一の左足に直撃。そのまま石井一は左足関節打撲のため交代となった。

4回裏、ここまでホームランを放つと勝利するという神話を持つ中村が第12号のアーチを放ち、反撃の狼煙をあげる。

5回表には石井一の交代で急遽マウンドにあがった許が暴投と犠牲フライで2点を失うも、5回裏ボカチカが25打席ぶりのレフトオーバーの2塁打を放つと、片岡のセンター前ヒットで2点目。

さらには栗山、中島とヒットが続きブラゼルの犠牲フライでその差は3点目と追い上げる。

7回にはボカチカがレフトスタンドへの第12号アーチで1点差まで追い上げる。

やはり中村が打つと負けないのか?と満員のレフトスタンドに負けずライトスタンドは沸きあがった。

しかし、8回表4番手大沼が代打・葛城にライト前ヒットを許すと、代打で5割の成績を残す桧山が右中間へのタイムリー3塁打を放ち6−4と突き放す。

リリーフが安定しているタイガースは、JFKが登板し、ライオンズ打線は計16奪三振
最後は藤川に3者三振を喫した。

またもタイガースに惜敗となってしまった。
しかし、日本シリーズのためにも4連敗をするわけにはいかない。