試合戦評。

9月4日 ロッテ戦 千葉マリン
西|000 002 100 3
ロ|111 000 10X 4

西|H:8 E:0
ロ|H:9 E:1

ライオンズ先発は涌井。初回から普段通りの投球ができない。
西岡にライト前安打を許すと、根元俊には四球、橋本のライト犠飛で1点を失ってしまう。さらに2回は2アウトからオーティズにライト前二塁打を浴びると、早川にライト前適時打を決められ追加点を許す。
オーティズの当たりはライトの守備についた松坂があと一歩追いつけず、早川の当たりは松坂の返球がゴロのようなボテボテの返球になり得点につながってしまった。

守備のミスを取り返そうと3回表2アウトから松坂はライトフェンス直撃の3塁打を放つ。しかし、続く片岡が還すことがなかった。

3回裏、西岡にセカンド内野安打を許すと、根元俊のセカンドゴロ間に西岡は2塁へ。今江への2球目に涌井が暴投してしまい、西岡は3塁へ。それにより今江が一塁線へのスクイズを決め、3イニングス連続の失点を許してしまった。

4回表、3番に座った栗山が四球で出塁し、今季初の4番を任された中島がセンター前安打を放つも栗山の3塁進塁は早川からの返球でタッチアウト。追撃のチャンスを阻まれてしまった。

6回表、今日2番を任された佐藤が捕手の打撃妨害で出塁する。すると、栗山がライト安打、中島は四球を選び満塁!このチャンスの今季初の5番を任された石井義がレフトフェンス直撃の2点適時二塁打を放ち1点差と迫った。

7回表には大島がライトフェンス直撃の二塁打で出塁すると、得点圏打率リーグトップの片岡がレフト前適時打を放ち同点に!集中力のある攻撃で後半追いついた。

しかし、その裏涌井が今江に痛い一発を浴びてしまい再びリードを許してしまう。

9回表には、大島がセンター前安打で出塁し、代打･G.G.佐藤、続く片岡と勝負に出たが得点できずゲームセット。

涌井は07年から千葉マリンで4連敗。負け数が勝利数を上回る9敗目となってしまった。

ライオンズは6カード振りの負け越しとなってしまったが、ソフトバンクが負けたため優勝マジックが1つ減り16に。

明日からは6連勝で2位浮上と勢いに乗るオリックスとの3連戦となる。