試合戦評。

8月6日 北海道日本ハム西武ドーム
日|001 100 203 7
西|000 002 020 4
日|H:15 E:0
西|H:5 E:0

昨日は終盤の猛攻で試合をひっくり返し、後半戦ホーム初白星を飾ったライオンズ。このカード勝ち越しを果たすべく、昨日誕生日を迎えたワズディンが自身約2ヶ月ぶりの白星を目指してマウンドに上がりました。

初回、2回と走者を得点圏に背負いながらも粘りの投球を見せたワズディンでしたが、3回、連打で無死1,3塁とされると、稲葉に三遊間を破られる適時打を許し、1点を先制されます。

さらに4回、自らのボークも絡んで2死2塁とされると、田中賢にこの日3安打目となる右中間への適時二塁打を許し、0対2とリードを広げられます。

その後も毎回のように走者を背負ったワズディンでしたが、要所を締めて追加点を与えません。

すると6回、ここまでファイターズ先発・多田野の前に無安打に抑えられていた打線が目覚めます。1死から1番・片岡が沈黙を破る安打を放って出塁すると、続く2番・栗山も四球を選んでチャンスを広げます。ここで3番・中島が鮮やかな流し打ちで右翼線に運ぶ2点適時二塁打を放ち、2対2の同点に追いつきます。

しかし直後の7回、2番手・三井が1死1塁から稲葉に右翼席への13号2点本塁打を浴びてしまい、2対4と勝ち越されてしまいます。

続く8回にも安打と四球などで1死1,3塁とされますが、4番手・星野が後続をキッチリと封じ、流れをライオンズに引き寄せます。

ここで、打線が再び底力を発揮。直後の8回裏、先頭の片岡の安打と盗塁で無死2塁とし、栗山の右中間を破る適時三塁打で3対4。さらに1死後、4番・中村がレフトへ犠飛を放ち、終盤で4対4の同点に追いつきます。

このままサヨナラ勝ちといきたいところでしたが、9回、5番手・岩崎が安打と死球、さらに自らの暴投も絡むなどして2死満塁としてしまうと、代打・稲田に右前2点適時打を浴び、4対6。続く金子誠にも中前適時打を許し、4対7と3点を勝ち越されてしまいます。

再び執念を見せたい打線も、2死から代打・後藤が安打で出塁するも後が続かず、試合終了。カード勝ち越しを逃し、ワズディンは6回を84球、被安打8、奪三振3、与死球2、失点2と粘りを見せましたが勝ち負けが付かず、岩崎に今季4敗目が記録されました。

上位チームを相手にする大事なカードで負け越しを喫してしまいましたが、明日からは2位・ホークスとのホーム3連戦を迎えます。ここで必ずゲーム差を縮め、覇権争いを盛り上げていきましょう!