試合戦評。

8月28日 オリックススカイマーク
西|000 000 000 0
オ|100 000 00X 1
西|H:3 E:0
オ|H:6 E:0

まさかの2試合連続完封負けを喫し、再び借金1となってしまったライオンズ。今日からは関西へ移動して、最下位・バファローズとの3連戦を迎えます。チームの巻き返し、そして自身の復調を果たすべく、今日は帆足が約1ヶ月ぶりの白星を目指してのマウンドに上がりました。

その帆足は初回、いきなり安打と犠打で1死2塁とされると、フェルナンデスに一二塁間を破る適時打を浴びて先制を許してしまいます。しかしその後は立ち直りを見せ、走者こそ出すものの、5回までいずれも打者3人で封じていきます。

一方、反撃を見せたい打線もバファローズ先発の岸田を打ち崩すことが出来ません。初回には3者連続三振。2回には5番・後藤がチーム初安打を放ちますが、後続が併殺打に仕留められるなど、5回までいずれも打者3人で攻撃を封じられてしまいます。

試合後半に入っても、両先発の投手戦は継続。帆足は持ち前のパームボールを低めに集めて凡打の山を築き上げていきます。6回には安打と四球などで1死1,2塁とされますが、フェルナンデス、ローズと仕留め、追加点を許さず。7回にも2死から安打と四球で1,2塁としますが後続を打ち取り、スコアボードに0を並べていきます。

対する岸田もキレのある直球とチェンジアップとの緩急を駆使し、ライオンズ打線は後藤の安打以降一人の走者を出すことが出来ません。8回にようやく後藤が今日2本目の安打を放つも、後続が打ち取られて同点のホームを踏むことが出来ません。

結局9回のマウンドにも上がった岸田に対し、打線は2死から原が安打を放つものの最後まで反撃を見せられず、そのまま試合終了。初回のわずか1点に泣く形となり、これで3試合連続となる完封負けを喫してしまいました。

先発の帆足は8回を投げて115球、被安打6、奪三振8、与四球2、失点1という素晴らしい投球内容の好投でしたが、打線の援護がなく今季5敗目。チームも3連敗となり、借金は2となってしまいました。

主砲・中村の離脱以降、打線がなかなか思うような結果を残せずにいますが、クライマックスシリーズ進出へ向けて下を向いている暇はありません。とにかく勝利への執念を持ってこの壁を乗り越え、再び白星を積み重ねていきたいところです!