試合戦評。

9月6日 福岡ソフトバンク戦 ヤフードーム
西|000 010 000 1
ソ|001 101 20X 5
西|H:3 E:0
ソ|H:7 E:0

投手陣が崩れて大敗を喫し、連敗となったライオンズ。同一カード3連敗を阻止すべく、今日は先発のマウンドに自身先発2連勝中の野上を送り込みました。

その野上は初回、いきなり四死球などで2死1,2塁とされますが、打者の懐を突く強気の投球でここを乗り切り、無失点。2回は味方の好守にも助けられて3者凡退で封じるなど、試合のリズムを作ります。

しかし3回、二塁打と犠打野選で無死1,3塁とされると、ここで川崎の内野ゴロの間に3塁走者の生還を許し、1点を先制されます。続く4回には、松中に右翼席へ運ばれる今季第22号ソロ本塁打を許し、0対2。点差を2点に広げられます。

一方の打線は今季ライオンズ戦負け無しの杉内に対し、3回に2死3塁のチャンスを作るもここを逃すなど打ちあぐねていましたが、2点差とされた直後の5回に反撃。6番・G.G.佐藤が今季杉内から初安打となる二塁打で出塁するなどして2死2塁とすると、8番・原に中前適時打が飛び出し、1対2。1点差に詰め寄ります。

この勢いのまま試合を一気にひっくり返したいところでしたが、直後の6回、野上が小久保に今季第18号ソロ本塁打を左翼席へ叩き込まれ、1対3。再び2点を追う展開となります。

さらに7回、安打と四球などで1死満塁とされると、今日1軍登録されたばかりの3番手・許がオーティズに左前への2点適時打を許し、1対5と4点差となります。

打線は8回に原が四球で出塁するも後が続かず。迎えた最終回にはホークス2番手・攝津から3番・中島が四球で出塁しましたが、続く4番・後藤が併殺打に倒れてしまい、そのまま試合終了。ホークス投手陣の前に散発3安打、1得点に封じられ、同一カード3連敗を喫してしまいました。

野上は6回0/3を投げて87球、被安打6、奪三振0、与四死球2、失点4という結果で、今季5敗目。自身の連勝は2でストップしました。

これで借金も4となってしまいましたが、明後日からはホームに戻っての6連戦を迎えます。まずは第1カード、首位・ファイターズとの3連戦で獅子の意地を見せつけ、巻き返しを図りたいところです!