試合戦評。

8月15日 楽天Kスタ宮城
西|010 012 000 4
楽|204 300 00X 9

西|H:11 E:2
楽|H:10 E:0

ライオンズ先発はプロ2回目となる先発登板の平野。社会人時代をすごした仙台での凱旋登板となった。

初回先頭の渡辺直のショート右への打球を黒瀬が弾いてしまい早速ランナーを出すと、セギノール楽天としての第1号2ランを浴びてしまう。

しかし、打ったら打ち返すのがライオンズ。
2回後藤がライトオーバーの第8号ソロを放ち1点を返す。

しかし、今日の平野がボールが高めに浮きコントロールに苦しんだ。3回内村にレフト前安打を浴びると暴投を与えランナー2塁。4番セギノールにライト前適時打を許し3点目を許してしまう。
フェルナンデスには四球を与えランナー1,2塁。山崎武はレフトフライに打ち取るも続く鉄平が振り抜いた打球はライトスタンドへ。痛恨の3ランを浴び6対1と大きくリードを許した。

4回も平野の立ち直りを信じて続投させた渡辺監督だったが、渡辺直に右中間を破る二塁打を浴びると、リックにレフト前適時打を浴びてしまいここで敢え無く降板。

続く岩崎がセギノールに初球ど真ん中のスライダーをライトスタンドに運ばれ平野の失点は8。
平野は結局3回1/3を投げ、被安打8、5奪三振、8失点、自責点6で降板。2回目の先発はプロの洗礼を浴びる結果となってしまった。
岩崎がフェルナンデスに死球を与え、両チームがベンチから飛び出す乱闘も起こり波乱の4回となった。

何とか1点ずつ返したいライオンズは5回石井義がレフト前安打で出塁すると、続く細川も右中間への安打、片岡が低めカーブを三遊間に落とす技ありの適時打をたたき出し1点を返す。

6回にはボカチカがレフト前二塁打で出塁すると、後藤がレフト前に引っ張り1点。続く中村は自身のバースデーを祝うセンター前安打で1,3塁とチャンスを広げると、石井義がライト線いっぱいの二塁打で4対9とじわじわと攻め寄る。

すると、3番手岡本篤が応えた。6回1番から始まる好打順を三者凡退。リックは内角低めいっぱいのストレートに手が出なかった。
続く7回もセギノールを外角低めのチェンジアップで空振り、フェルナンデスは外角低めのストレートを見逃し6回から3者連続三振!
山崎武もゴロに打ち取り2イニングス連続の三者凡退で今季最高の投球を見せた。

しかし、7回以降打線は続かなかった、ヒットは石井義の猛打賞となるセンター前安打のみ。

11安打も前半の失点が響き、今カード負け越しとなってしまった。

明日から所沢に戻っての6連戦。オリックス戦今季負けなしの帆足が勝利を導いてくれるだろう!