試合戦評。

5月6日 東北楽天西武ドーム
楽|010 041 000 6
西|100 000 002 3
楽|H:8 E:0
西|H:7 E:2

昨日はイーグルス・井坂にプロ入り初白星を献上してしまったライオンズ。首位・イーグルスを叩いて気持ちよく9連戦を終えるべく、今日の試合に臨みました。

打線は初回、先頭の片岡がイーグルス先発の長谷部の初球を叩き、左中間を破る三塁打で出塁。さらに続く2番・栗山が一二塁間をしぶとく破る適時打を放ち、幸先良く先制に成功します。

しかしその直後の2回、ライオンズ先発の西口が先頭の中村紀に二塁打を浴びて出塁されると、1死3塁から高須に犠飛を放たれ、すぐさま同点に追いつかれてしまいます。

3回、4回は走者を出しながらも粘りの投球で無失点に抑えた西口でしたが、5回に好調・イーグルス打線につかまってしまいます。2つの四死球と安打などで1死満塁とされると、草野に適時打を浴びてしまい、1対3。さらにその後2死1,2塁の場面で中村紀に適時打を許し、1対5とされてしまいます。結局西口はこの回を投げきったところで降板。打者23人に対して115球、被安打6、奪三振3、与四死球3、失点5と結果を残せませんでした。

続く6回には2番手・土肥が味方の失策も絡んで1点を失い、1対6。点差を5点に広げられてしまいます。

打線も反撃を見せたいところでしたが、2回以降は毎回のように長谷部の前に走者は出すもあと1本が出ずというパターンが続き、ホームを踏めません。

迎えた終盤の8回には、安打と2つの四球で満塁としますが、途中出場の松坂が三振に倒れてしまい、この回も無得点に終わります。

そして最終回、2つの四球を選んで1死1,2塁とすると、4番・中村が適時二塁打を放ち、3対6。ようやく初回以来の得点で追い上げムードが漂いますが、最後はボカチカが倒れて試合終了。交流戦前最後のホームでの試合を白星で飾りたいところでしたが、首位・イーグルスの勢いを止めることが出来ませんでした。

これでゴールデンウィーク9連戦は4勝5敗で終了。明後日からは3カード連続のビジターでの試合に突入します。なかなか波に乗りきれない試合が続いていますが、連覇という目標に突き進むためにも、しっかり気持ちを切り替えて戦っていきたいところです!