試合戦評。

5月19日 中日戦 県営大宮
中|000 101 041 7
西|011 100 110 5
中|H:11 E:2
西|H:10 E:2

いよいよ迎えた2009年の交流戦。ライオンズは昨年2勝負け無しを誇る大宮にドラゴンズを迎え、初戦に臨みました。

2回、ドラゴンズ先発の朝倉から2本の安打などで2死1,2塁とすると、9番・ボカチカの放った当たりは遊撃手・井端の後方へ。これを井端が追うも捕球しきれず、2塁走者のG.G.佐藤が一気に生還し、幸先良く先制に成功。続く3回には安打と相手の失策などで1死1,3塁とし、5番・石井義の投ゴロの間に3塁走者の中島が生還して1点を追加し、序盤でリードを奪います。

4回にはライオンズ先発の岸がブランコにバックスクリーン直撃の9号ソロを許し、1点差に詰め寄られますが、直後の攻撃で先頭の7番・大崎が左中間を破る二塁打を放つと、続く8番・銀仁朗が見事なバスターを決めて中前に運び、3対1とすかさず突き放します。

6回にもブランコにあわや場外かという当たりを左翼席に運ばれ、再び1点差に詰め寄られますが、7回に中村が右中間への今季第16号ソロを放ち、4対2。貴重な1点を追加し、勝利を手元にたぐり寄せます。

しかし8回、2本の安打などで1死2,3塁とされたところで、ここまで粘りの投球を見せてきた先発の岸は2番手・星野にマウンドを譲ります。しかし星野は森野に犠飛を許し、4対3と1点差とされます。2死までこぎ着けましたが、さらに続くブランコの打席で代わったばかりの3番手・大沼が暴投を喫して3塁走者が生還し、4対4の同点に追いつかれてしまいます。さらにブランコを四球で1塁に置いたところで、かつての盟友・和田に左翼席への11号2点本塁打を許し、4対6と勝ち越しを許してしまいます。

直後の攻撃で代打・平尾が地元凱旋弾となる今季第4号ソロを左翼席に運んで5対6と1点差に迫りますが、9回に2死2塁から井端に右前に安打を運ばれ、ここでG.G.佐藤がボールを捕球しきれず、ボールをこぼしている間に2塁走者が生還して5対7。終盤で大きな1点を失ってしまいます。

逆転劇に期待が高まりましたが、最後はドラゴンズの守護神・岩瀬に打者3人に封じられて試合終了。7回途中まで125球、被安打7、奪三振3、自責点2という岸の好投も実らず、交流戦初戦を白星で飾ることが出来ませんでした。

明日は2週間ぶりに本拠地・西武ドームに戻ります。何としてもこの嫌な流れを断ち切るべく、勝利をつかみたいところです!